球界トピックス
1月19日
第4の助っ人投手・鄭獲得、ほぼ確実!
巨人の金満補強政策がまたも炸裂した! 兼ねてより噂だった韓国・ハンファの鄭E哲(27)の入団が事実上、決定したのだ! 巨人は、この日、鄭の身分照会をし、20日には倉田運営部長が韓国へ飛び、交渉を行う予定だが、鄭側も入団に前向きで合意に達するのはほぼ確実とみられている。鄭は8年連続2桁勝利をあげている韓国を代表する右腕投手の一人だが、巨人には既に、ドミンゴ,メイ、S.M.チョーと助っ人投手がおり、第4の助っ人投手と言う事になる。しかし、一軍枠は2つしかない訳で、リハビリ中のS.M.チョーはともかくとして、ドミンゴ,メイ,鄭のいずれかが確実に飼い殺しとなると言う他球団が羨む異常事態に陥る事が決定。宮田コーチは「ドミンゴもクイックの練習をしなければファームに落とす」と語っており、競争激化は必至だ。
セ・リーグ理事会、五輪方針でパに反発!
前日のパ・リーグ理事会で五輪への積極的に協力するとして、各球団から一人ずつの派遣させる方針が決まった事に対して、この日、行われたセ・リーグ理事会では、パ・リーグ先行の姿勢に反発を見せた。セ・リーグは昨年2月の懇談会で35人にプロテクトをかけ、それ以外の選手なら派遣を容認する構えを見せているが、アマ側が派遣を求めているのは8人で、パ・リーグの方針からすると、必然的にセ・リーグからは2人だけと言う事になる。これについて、渋沢事務局長は「セは2人でいいのかと言う問題になり、やりづらくなる」と語っているものの、この日も、巨人・ナベツネが「1ヶ月も選手を出すのは優勝を放棄するのと同じだ」などと言っているのを初めとして、派遣に消極的なセ・リーグが、パ・リーグに対抗しうる戦力を輩出するのは難しく、人数的に押されても仕方のない状態。正式には、2月3日に行われるオーナー懇談会で方針を固める模様だが、現状が変わる可能性は薄いと見られている。