球界トピックス

1月6日


 名手・川相、ジャイアンツ球場一番乗り!
茂雄のあくなき幽閉策にもクサる事なく、ひたむきなプレーでファンを魅了する名手・川相が、ジャイアンツ球場の球場開きとなったこの日、チーム一番乗りで現れて自主トレを開始した! 茂雄の嫌がらせによる江藤,田辺の加入で、ますます厳しくなった川相包囲網だが、昨年同様、サードにつく事も考慮している川相は、今までの小さいグラブから、指の部分がやや長いタイプのグラブを新調。V奪回の為にも、自分がフル出場しなければ…と言う自負はあるだろうが、川相は「今年は1500試合出場(あと78試合)もかかってるし、100試合は出たいね」と謙虚に語り、黙々と自主トレに打ち込んだ。

 ダイエー&広島、FA補償を金銭で要求!
FAでカリメロ,江藤をゲットした巨人だが、旧所属球団であるダイエー,広島に対して、それぞれ2億2500万円(推定)、2億7000万円(推定)を補償金として支払う事になった。両球団共、巨人の提出する人的補償リストに、飼い殺しの憂き目に会っている名手・川相が入った場合、即獲得に踏み切るとみられていたが、茂雄は他球団なら大ブレイク間違いなしの逸材・川相を今季もロクに使わない方針であるにも拘わらず、外に出してブレイクされては、自分の起用法が誤っていたと露呈してしまう事を恐れ、人的補償リストには入れなかった模様。名手・川相がゲット出来ない事が決まり、共に苦しい経営事情である両球団は人的補償を諦め、補償金を要求する事となった。

 逆ギレ清水、打率を捨てて一発狙い!?
川相幽閉策の片棒を担がされて、2番に座ると言うプレッシャーの中、4年連続で3割近い打率をマークしながら、悪夢の低評価を受けて球団不信に陥っている清水が「3割近くを何年続けても評価されない。それより、ひと振りで点の入るホームランを打たなければ…。学生の時も4番だったし、自信はある」と、今季は打率を無視して一発狙いに賭ける事を明らかにした。これは、どう考えても間違っている選択で、下手をするとバランスを崩して、打率がガタ落ちとなる危険も十分に考えられるのだが、何より一番間違っているのは、チーム屈指の好打者である清水にこんな事を決意させてしまう球団側だろう。ただでさえ、名手・川相を幽閉している事で本来の力を出せずにいる巨人だが、黙っていても3割近くは打ってくれる清水の歯車までが狂いかけており、史上初の4年連続V逸と言う不吉な予感が早くも漂っている