語り手:空手野郎バーフィールド(バ)、寿司職人グラッデン(グ)、戦う修行僧ブラッドリー(ブ)

「最近、イマイチ、このコーナー、やる気出ませんねぇ」
「相変わらず、謎ネタとして成立せん投稿や、礼儀知らずの投稿が後を絶たないんよ。上の注釈文、ちゃんと読んどるんかいな。あと、何より、反応が薄い言うのが頂けませんわ」
「そうですねぇ。そういう状態だと、苦労して考えるだけバカみたいですから…。前回なんか、同様の質問が何通も来ていた程のネタなのに、薄いどころか、無反応でしたしねぇ」
「せめて、投稿した本人くらいは、反応して欲しいもんですわ。このコーナーに限っては、管理人完全自己満足企画とはちゃいますからねぇ。反応があって、ナンボでっせ」
「反応と言えば、ドカプロレビューの方も、水面下では好評らしいんですが、掲示板での反応がどうもねぇ…と、主砲・原氏も嘆いとりましたよ」
「まぁ、愚痴はこの辺にしといて、本題の方に行こかいな」
「今回は、Naomiさんからのお便りです」

久々にドカベンの謎について突っ込んでみます。と言っても、初歩的なものですが…。「プロに入って、億は稼いでいるであろう、や〜まだ。しかし、未だ、長屋住まいなのは何故だろう?」 私は、や〜まだはあの辺りを買収しようと企てているのではないかと踏んでるのですが…

「ズガーン! ついに来ちまいましたか、これが!(+_+)」
「いつ来てもおかしくないネタでしたね」
「また推測以外の何物でもない回答になりそうやなぁ。ちょっと、あいつ呼んできたってや」
「あまり気が進まないんですけど…」
「水島新司が貧乏長屋が好きなだけじゃい! あるいは、新しい設定考えるのを面倒くさがっとるんじゃ!」
「おおっ、ブラッドリー君、来よったか。おい、ちょっと待たんかい!」
「いきなり、タブーだけ言って去っていきましたな。だから、気が進まないと言ったのに…」
「しゃーないのぅ。ヤツはフィクションには冷たいさかい…。じゃ、またウチらで考えるかいな」
「世間的に定説となっているのが、あの貧乏長屋一帯を買い取って、長屋連中の生活を楽にすると言う説なんですが…」
「かつての山田ならともかく、プロ入り後、日に日に腹黒くなっていく様を見るに、長屋を買い取って住人達を救う…などと、ボランティアめいた事を考えとるとは、素直に納得いかへんな」
「それは言えますね」
「わいの計算によると、山田は、プロに入ってから、契約金、年俸だけで、既に、7〜8億円くらいは稼いでいるとみとる。CMとか出とるのか知らんけど、道具とかもメーカーと契約したりしていると推定して、仮に計10億。税金で引かれるとして、単純計算で手取りが約5億。山田家の連中の服装とかを見るにしても、相変わらず、センスのない安そうな服を着とるんで、以前と同じ様な生活をしとるんやろ。となると、生活費は激安。年に300万もいってなさそうな気がするけど、多めに500万として、今年の分を入れて5年で2500万やから、残りが4億7500万円や」
「いくらバブルがはじけたと言っても、その額で恐らく川崎近辺であろうあの長屋一帯をあっさり買い取れるか、と言うと、難しそうですよね。それ故に、まだ貯めている最中と言う事ですか?」
「まぁ、その可能性は、否定は出来へんけどな。仮に、買い取るつもりとしても、ボランティアと言うより、何か企んどるとちゃうか? 落合とか松井さんみたいに、自分の記念館を作るとか…。清原やら、松坂やら日参しとるし、いいネタに使われそうでっしゃろ」
「そう言えば、あそこの大家(飯田社長でしたっけ?)はロッテにお世話になってる筈ですから、西武の選手にむざむざ売り渡したりしますかねぇ」
「それに関しては、前も触れたけど、『大甲子園』と『ドカプロ』の世界は繋がってませんからして、あの大家の設定自体、切り捨てて考えんと…」
「そうでしたね。そもそも、質問の方は、貯め込んだ金の使い道でなく、長屋住まいを続ける理由でした」
「つまらん回答になるけど、長屋に関しては、じっちゃんの意思が反映されてるんやと思うんよ。じっちゃんが、あそこに住み続けたいと言えば、太郎はイヤと言えないですから…。長年住んできた場所への愛着もあるやろうし、今まで助け合ってきた住人達を放って、自分の家が豊かになったからと、出ていく様な人間やないでしょ、じっちゃんは…。それと、持ちつ持たれつ、と言う意味での自己犠牲は薦んでやりそうやけど、買い取りまでいくと、善意を通り越した金持ちの一方的な施しやから、却って、住人達を堕落させるだけ…。太郎を利用するのでも、太郎のツテでいい仕事を回してやるとか、そういう手段を取りそうやと思わん?」
「成る程。じゃ、相変わらず、貧しそうな生活を続けているのも、回りを気遣ってる訳ですか」
「少なくとも、いつまでもハングリー精神を持ち続ける為…なんて事では、絶対になさそうですね。今の山田にハングリー精神など、かけらも見えへんし…」
「とは言え、金持ってるくせに、ロクに使いもせず、ひたすら貯め込んでいるのは、誰の目にも明らかですよね。いくら何でも嫌みじゃありませんか?」
「その辺の感じ方は、まぁ、人それぞれって事で…。あそこの連中は、人がいいから、あまり悪い風には解釈せんのでしょう。逆に、彼らがそれを嫌みと思う様な連中なら、じっちゃんもサッサと出て行くんとちゃいますか」
「となると、山田本人の意思と言うのは、じっちゃんが死んでから明らかになる、と言う事ですね」
「そうやね。真相は、じっちゃんが死んでからって事で…。まぁ、多分、連載終わるまで死なんと思うけど…(^^;)」
「いや、『ドカプロ』が『あぶさん』くらい続いたら、流石に死ぬんじゃないですか?」
「そら恐ろしい事言わんといてや。『ドカプロ』がそこまで続いたら、世も末や…」
「ありえない話じゃないと思うんですが…」
「だ〜っ! おんどりゃ、しつこいのぅ! もうこの話はヤメヤメ! 気分悪いから、わいは、もう帰るで!」
「バフィ氏が帰ってしまわれたので、今回は、これにて終了! 皆さんのまたの投稿をお待ちしています」