語り手:空手野郎バーフィールド(バ)、寿司職人グラッデン(グ)

「そんなに投稿は来ないだろうとタカをくくっていたら、結構、来てしまいましたね」
「小ネタの方も、いちいち応えていたら、キリがなくなりそうなんで、少し絞らせて貰いますわ。わてら社会人ですからして、余暇は少ないもんで…」
「そうですね、基本はイカす謎!ですから、読み物として面白く仕上げられないといけない訳ですね」
「解答する事が義務みたいになってる文章だと、読んでる側も面白くないでしょうからねぇ」
「でも、主砲・原氏の解説して下さったライン入りユニフォームの謎は、こっちに持ってきても良かったですよね」
「何か、最初は、さして面白い解答にならんと思ってたそうなんですよね、あれ。とりあえず、ログは残ってるそうなんで、気が向いたら、バックナンバーにでも乗せるつもりなんとちゃいますか?」
「では、そろそろ今回のネタいきますか」
「そうでんな」
「さんちきサンからのお便りです。」

どうも、さんちきっす。今まで疑問だった事があるんですが…。仲根くんといっしょに入部した人(名前知らん)はどうなったのでしょうか? 気になって気になってしょうがないです。ぜひ調べてほしいです。

「はいはい、いましたね、そんなヤツ。彼女が里中ファンと言う不遇な人でしたね」
「徳川監督の猛ノックよりも、片思いの方が辛いとか言うて、入部を希望してきましたね」
神出鬼没な事で有名な明訓の控え選手ネタは調査がしんどいんですよぉ(T_T)」
「まぁ、控え選手の中でも、彼は、割と有名な方でしょうから、何とかしましょうや」
「仲根との会話から察するに、恐らく、仲根とは同じ学年なんでしょうね。仲根と大差ない人物の様でしたが、あの名将・徳川監督が、あえて仲根を選んだと言う事は、何らかの差があったのでしょう。で、彼が補欠を言い渡されてから、最初に公開された試合が白新戦だった訳ですが(一応、その前に3試合あった様ですが)、あの試合で、謎の選手がたくさん登場してるんですよね」
「え、誰ですか、それは!?」
「比較的、メジャーなのは、山岡がセーフティバントを敢行して、結局、アウトになったんですが、その時にファーストの足が離れたと抗議しましたよね。あの時に山岡を制止した一塁コーチャーですよ」
「ああ、そんな人いましたね」
「彼は、その後、里中の投球練習を受けてたりもするんですが、彼の背番号が、14番なんですね」
「と言う事は、予選が始まってから、また新たに3人もの部員が入ったと言う事ですね」
「調べてみると、初回の微笑の打席中のベンチにニヤケ顔の選手、9回に山田がホームランを打った時に、三塁コーチャーだった顔が不明の背番号13の選手。更に、山田がベンチに帰ってきた所を迎え入れる選手達の中にもう一人と、確かに3人いますね」
「おおっ」
「で、これで打ち止めと思いきや、延長11回裏に、山田の背後から檄を飛ばしている選手、そして山田が打席に入ろうとしている時に北の隣に座っている選手。この人物は、後の練習で和田と言う名前が発覚しています」
「何か、ウジャウジャいますね」
「更に、東海戦の1回裏終了時に石毛、仲根の背後に立っている選手。殿馬が雲竜にゴロを投げた時に里中の背後にいる選手。里中が山田シフトの蘊蓄をたれている時にベンチの左端にいる選手、横学戦で里中が牽制悪送球を投げた時に徳川の右にいる選手…」
「キリがありませんな」
「殆どが、目が小さいか隠れていて、鼻がでかいと言うザコ選手特有の人相をしていますね。あと、横学戦で山田が土門にスパイクされた後ですね、山田を治療している人が、どうもマネージャーくさいんですよ。ユニフォーム着てません」
「何と、いつの間に、そんなに人員を確保していたのでしょうかねぇ。これだけたくさんいるにも拘わらず、例の彼は全然出て来ないんですか?」
「そうです! 徳川監督のスタメン発表の際『おれ補欠?』と愕然としていたのが最後の出番です」
「と言う事は、彼は、予選の間に退部している可能性が高いと言う事ですね。背番号11の選手が出ていれば、彼の退部説には確証が持てるんですがねぇ」
「結局、片思いより徳川監督のしごきの方が辛かったか、あるいは、彼の入部動機を考えるに、恐らくは、彼女とくっついたか、完全にフラれたかしたのが原因で辞めた可能性が高いですね」
「そうか、里中が完全復帰してしまいましたから、もう里中にメロメロで、まるで相手にされなくなったのかもしれませんね」
「仲根はレギュラーになれましたが、彼はあの薄い選手層の中でも補欠でしたしねぇ。部の方も、いつの間にやら、あれだけの人員を確保出来たので、彼の退部を無理に引き留める必要もなくなったと…」
「メチャメチャ可哀想でんな」
「イマイチ弱いオチですが、さんちきサン、こんな所でいいでしょうか。実は、もっと不可解な控え選手がいたりするんですが、墓穴を掘る事になるので、伏せておきましょう(笑)」
「控え選手系の謎は、全コマチェックせなあかんので、もうこれっきりにしといたって下さい(^^;)」
「それでは、皆さんのまたの投稿をお待ちしています」