ファンタジーリーグとは?

ファンタジーリーグとは、1993年夏、新聞のとある記事に載っていたアメリカで流行っているらしい野球のシミュレーションゲームを元に、そのルールの詳細をまるで掴まぬ儘に、我々が独自でルールを作成したもので、今年で6年目を迎える、結構、伝統のあるゲームである。 基本的なシステムには、規定に乗っ取って、25人(+2人)の選手を獲得し、その選手が挙げた各部門の記録の総計をチーム対抗で争う、と言った所だろうか。インターネットでは、メジャーになりつつある「ブレインマジックベースボール」とは、全く異なるものと言えるだろう。このゲーム、最大の楽しみは、総合結果もしくは、その経過よりも、むしろ、最初のドラフト会議にあると言える。元々は、「ドラフト会議倶楽部」が毎年やっている擬似ドラフトに憧れて、とりあえず、自分達も、ドラフトがやってみたいと言う所から、この企画が始まったとも言えるのだ。

ドラフト(黄色は第10回大会からの新規ルール)

対象選手
ドラフト当日現在のセ・パ両リーグ支配下選手

獲得人数

投手10名、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者(必ずしも、パ・リーグの選手である必要はない)各1名、外野手3名、控え野手6名(うち最低1名は捕手)

指名順番

奇数順位指名はウェーバー順とし、偶数順位指名は前年度の上位順とする。なお、前年度参加していない新規球団は、前年度優勝球団の上位球団として扱う。新規球団が複数の場合は、新規球団で抽選を行い、順位を決定する。

自由獲得枠

前年、獲得した選手のみを対象として、最大2名まで獲得出来る(2つ枠を使う場合、データ整理に関する便宜上、1,2位のランク付けを表明する事)。自由獲得枠の申請は2月末日までとする。一度申請したら、原則として、変更は出来ないものとするが、故障発生の際は取消のみ認可される(他選手への切り替えは不可)。尚、取消申請の有効期限はドラフト開催日の一週間前まで。また、自由獲得枠の公示機関には当サイトが認定されている。

保有権の効力

自由獲得枠の対象として効力を発揮する前年度からの保有権だが、2年連続で自由獲得枠を使って獲得する事により、効力を失う。ただし、史実における新人選手を獲得した場合に限り、その効力は2年間延長される(4年連続で自由獲得枠を使う事が可能)。尚、新規に定義された規約の為、昨年まで連続で保有権が発動されていたケースもリセットされ、今年を1年目としてカウントする。

指名方法

1巡目(データ上ドラフト1位)…自由獲得枠を1つも使用していない球団のみが参加出来る。
2巡目(データ上ドラフト2位)…自由獲得枠を1つだけ使用した球団のみが参加出来る。
3巡目(データ上ドラフト2位)…自由獲得枠を1つも使用していない球団のみが参加出来る。
4巡目(データ上ドラフト3位)…全球団が参加出来る。

競合した場合には抽選を行い、「選択確定」の札を引いた球団が獲得出来る。抽選で敗れた球団は、その後、外れ指名を行うが、複数球団あった場合は元々の指名順番に沿って、指名を行う。外れ指名は指名した段階で獲得した事になり、競合する事はない。どのポジションをどの順位で指名するかは、自由だが、控え野手の指名は20位以降とする。指名後のポジション変更は認めないものとする。指名にあたっては、獲得希望選手の登録名、登録ポジション、所属球団を記入した書面を提出する。いずれか1つでも不備の場合は、該当する獲得希望選手を指名する事は出来ない。外国人選手の獲得は最高4人まで行う事が出来る。ただし、4人獲得する時の投手,野手の組み合わせは[1,3][2,2][3,1]の3パターンで、[4,0][0,4]は認められない。新人選手は、最低1人獲得しなければならない。ただし、新外国人選手は新人選手とみなさない。

ドラフト外

ドラフト外で獲得出来る選手は投手1人、野手1人までとする。指名にあたっては、ドラフト時と同様の内容を記入した書面を提出するものとする。新外国人投手を獲得する場合は本ドラフトにて新外国人投手を、新外国人野手を獲得する場合は本ドラフトにて新外国人野手を最低1名獲得しておく必要がある。ドラフト外の指名は、ドラフト会議終了後から、同年の6月30日いっぱいまでとする。

ポイント

ポイント対象成績
投手成績
チーム(以下略)勝利数、セーブ数、勝率、防御率、奪三振数、奪三振率、投球回数、(野手の投手成績は含めない)

野手成績

チーム(以下略)打率、本塁打数、打点数、得点数、盗塁数、犠打+犠飛数、長打率、出塁数、出塁率(投手の打撃成績は含めない)

ポイント対象タイトル

投手タイトル
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最優秀中継ぎ投手賞(パの「最多ホールド賞」がセと同様の名称に変更。規定は従来通りセはリリーフポイント,パはホールド数)、最優秀投手賞(パの最優秀勝率が廃止となり、セの同タイトルを新設)

打撃タイトル

首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、最高出塁率、盗塁王

特殊タイトル

MVP、沢村賞、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ、カムバック賞、最優秀MEP賞(セのみ)、月間MVP

※投手、打撃タイトルに関しては、かつての「最多安打」の様に、シーズン中に新設されたタイトルに関してはポイント対象とする。

ポイント対象記録

完全試合、ノーヒットノーラン、サイクルヒット

ポイント数

投手成績、野手成績に関しては、「ポイント=(参加球団数−順位)×2」の計算式を適用する。投手タイトル、打撃タイトルに関しては、各2点とするが、最優秀中継ぎ投手(最多ホールド賞は名称変更)は、各4点とする。特殊タイトルに関しては、MVP6点、沢村賞4点、新人王、カムバック賞、最優秀MEP賞、各2点、ベストナイン、ゴールデングラブ、月間MVP各1点とする。記録に関しては、完全試合4点、ノーヒットノーラン2点、サイクルヒット1点とする。

順位決定方法

全てのポイントの合計が大きい順とする。