深陽イマジネーターズ(前回2位)
(元・深陽ブギーポップス)

■創立/1993年
■球団事務所/東京都国立市
■本拠地/ペイズリーパーク特設球場
■優勝回数/0回
■通算投手成績/488勝447敗275S 勝率.522 防御率3.63
■通算打撃成績/.269 1038本 3866点 543盗 788犠

昨順
順位
投手
球団
正選手
昨順
順位
野手
球団
守備
▼3
上原浩治
新13
阿部慎之助
12
▲5
M.バンチ
13
▲9
フクーラ
1B
11
▲7
斎藤雅樹
11
▲4
武藤孝司
Bu
2B
×
初8
木塚敦志
YB
▲2
江藤智
3B
13
▲10
小倉恒
BW
16
▼19
名手・川相
SS
新11
山村路直
−1
マッスル千代の富士
OF
×
再15
戎信行
BW
21
△6
キムタク
OF
15
▼16
前川勝彦
Bu
24
△12
浅井樹
OF
×
再17
渡辺正和
▼14
ミスタースナイパー・坪井
BW
DH
△18
木田画伯
BW
 
 
 
 
 

 

控野手
×
初25
鈴木郁洋
新20
J.ビティエロ
BW
1B
▲21
マイケル
2B
16
▽22
田中シュータ
SS
×
再23
八木裕
1B
×
初24
上坂太一郎
OF
  
 
 
 
ドラフト外
 
 
 
 
 

開幕予想オーダー  
キムタク
名手・川相
ミスタースナイパー・坪井
江藤智
マッスル千代の富士
フクーラ
浅井樹
阿部慎之助
武藤孝司
上原浩治

投手スタッフ予想(△は左投手)  
先発
上原浩治
M.バンチ
斎藤雅樹
小倉恒
△前川勝彦
戎信行
中継
山村路直
渡辺正和
木田画伯
抑え
木塚敦志

 

●昨年からの期待値:総合3位(打撃6位,投手2位)

【野手】 昨年からの期待値/.281 108本 449点 77盗 95犠(+α:ビティエロ,阿部)
     巧打:★★★★/長打:★★★/機動力:★★★☆/犠打:★★★

長年、屋台骨を支えてきた主砲の江藤(G)に固執するあまり、悲願の初優勝へ最大のキーマンと目されていたガッツ(F)を放出すると言う愚行を犯し、最早、優勝する気は皆無なのでは?と言う声も所々で挙がっている。単純計算で、江藤の期待値をガッツに入れ替えてみると、打撃部門では一気に2位まで躍進するばかりか、総合では1位に躍り出る結果となり、このガッツ放出は致命的な失策となる可能性は十分。とにもかくにもやってしまったのだから仕方ない。このガッツの穴埋めとして最も期待されるのは言うまでもなくマッスル千代の富士(G)。昨年は、鎖骨骨折の影響からプロ入り最大と言われるスランプに悩まされながらも、そこそこの数字を叩き出しており、体調万全の今季は一気に数字を伸ばす期待がかけられている。ガッツを捨ててまで、キープした主砲・江藤は茂雄の嫌がらせで外野に回される危機に陥っているが、その嫌がらせ攻撃に攪乱される事なく普段通りのプレーをして貰いたい所だろう。ガッツ放出に続く、第2のボーンヘッドが右肩手術で前半戦の復帰が難しいとされる武藤(Bu)を調査不足により4位と言う高い順位で指名してしまった事。規定打席到達組では唯一の3割バッターを欠くと言うのは、とてつもなくダメージが大きいだろう。ここは成長著しく、3割の期待がかかるフクーラ(M)と、左肘手術からの復活を目指すミスタースナイパー・坪井(T)の躍進に期待したい。小技面のフォローとしては、田中シュータ(T),上坂(T)らがどれだけの出番を与えられるか微妙な為、キムタク(C)に頼らざるをえない状況だ。レギュラー不確定と言う意味では浅井(C),マイケル(D)も同様で期待値が伸びる可能性も落ち込む可能性も、それなりに高いと言っていい。ルーキー・阿部(G)はリード,キャッチングでは課題を残し、正捕手は荷が重いのでは?と心配されているが、皮肉な事にシドニー五輪で阿部を控えに追いやった鈴木郁(D)が控えている。バッティングについては高い評価を受けている阿部だけに、捕手業は鈴木郁に任せた方が好結果となるかもしれない。密かにキーマンになりそうなのが、謎の新助っ人・ビティエロ(BW)。メジャー時代に手術を受けていた古傷の右膝と言う爆弾を抱えており、水が溜まりやすくなっているので、いつリタイアしてもおかしくないと首脳陣は気をもんでいるが、クリーンアップとしてフルシーズン固定出来る様なら、期待値も大きく伸びそうだ。これに加えて、和製オジーと称される華麗な守備に堅実無比のバントテクニックを誇る世界の犠打王・名手・川相(G),代打の神様・八木(T)のベテランコンビが精神的支柱として、チームを引っ張っていけば、勝機は十二分にあるが、いずれも茂雄,ノムさんによる弾圧と言う最大の壁が立ちはだかっているのが難点だ。

【投手】 昨年からの期待値/67勝43敗31S 勝率.609 防御率3.36(+α:山村)
     先発:★★★★/抑え:★★☆

昨年、投手部門1位に輝いた「深陽」だが、今年もなかなかの期待値が算出された。平成の大エース・斎藤雅(G)がオープン戦から絶好調。ベテランの貫録を見せる巧みな投球術を展開しており、3年ぶりの2桁勝利の期待がかかる。この斎藤雅がエースとしてチームを引っ張っていく様だと、チームに与える影響も大きいだろう。一昨年は20勝をマークしながら、昨年はスキャンダルに事故に故障とトラブル続きで僅か9勝に終わった上原(G)はスロー調整ながらも、じっくり仕上げてきている模様で、一昨年並とは言わないまでも、昨年の様な体たらくは演じまい。また、昨年、ノーヒットノーランを達成するなど獅子奮迅の活躍で最多勝に輝いた優良助っ人・バンチ(D)は今年も健在。ここまでの三本柱は安泰の先発陣だが、4番手以降には不安が残る。昨年、10年目のプロ初勝利をあげるや、トントン拍子で好投を続け、最優秀勝率をゲットした戎(BW)は右足太腿裏を痛めた事による調整遅れで開幕一軍からは外れる模様。昨年のパ・リーグ最多敗戦投手・前川(Bu)は今年もオープン戦からメッタ打ちを食らうなど、最多敗戦が本命視されており、ポイント面で大きく足を引っ張りかねない。今季から先発転向を目指す小倉(BW)も結果を出しておらず、シーズンに入ってみないと分からない状況だ。ルーキー・山村(H)は、同僚の山田と並んで新人王レースで本命視されていたにも拘わらず、キャンプ中に背中に張りを訴え、開幕一軍は絶望。まともにキャンプを過ごしていない為、一軍復帰は大分、遅れる事になりそうだ。リリーフ陣に目を移すと、ポイントゲッターになりそうなのは、木塚(YB)くらい。この木塚にしても、斎藤タカシの抑え転向によるダブルストッパープロジェクトにより、セーブ数の大幅減少は免れないか? 昨年は中継ぎとして、一躍、注目の的となった渡辺正(H)だが、中継ぎであるが故にポイントゲッターとしては苦しい所。何とかホールドを積み重ねていきたい所だが、「ドカベン パロ野球編」で日本シリーズの先発をやらされるなど、水島新司に弄ばれて呪いをかけられており、今年は不振に終わる危険性もありうる。キャンプ中に顔面に打球を食らって、一時はリタイアした木田画伯(BW)は本業の似顔絵師としての仕事が不調とあって、副業のプロ野球で稼がねば…と言うハングリー精神に期待したい所だろう。