二条烏丸赤貧ノーブルズ(前回9位)

■創立/2000年
■球団事務所/埼玉県川口市
■本拠地/鳥羽伏見戊辰球戯場

■優勝回数/0回
■通算投手成績/70勝54敗11S 勝率.565 防御率3.89
■通算打撃成績/.268 116本 522点 30盗 108犠

昨順
順位
投手
球団
正選手
昨順
順位
野手
球団
守備
▼9
山本昌
22
△19
清水将海
16
▲10
星野順治
▼8
ハタハタ石井
1B
12
▲11
下柳剛
▼5
二岡智宏
2B
12
−12
デニー
19
▲6
小川博文
YB
3B
10
▼13
星野伸之
−4
福留孝介
SS
16
▲14
清水直行
−1
鈴木なおのり
YB
OF
▼15
小林宏
BW
▼2
T.ローズ
Bu
OF
×
再16
ヒゲなし入来
−3
清水隆行
OF
新17
S.バワーズ
YB
▼7
求道者・前田
DH
新18
愛敬尚史
Bu
 
 
 
 
 
 
控野手
20
▼24
中島聡
新20
内川聖一
YB
SS
23
▲21
田中賢介
2B
19
▽22
立川隆史
OF
×
再23
五十嵐章人
BW
2B
21
▼25
藤立次郎
BW
DH
  
 
 
 
ドラフト外
 
 
 
 
 

開幕予想オーダー  
清水隆行
二岡智宏
求道者・前田
ハタハタ石井
T.ローズ
鈴木なおのり
小川博文
清水将海
福留孝介
山本昌

投手スタッフ予想(△は左投手)  
先発
△山本昌
星野順治
小林宏
△星野伸之
清水直行
S.バワーズ
中継
△下柳剛
ヒゲなし入来
愛敬尚史
抑え
デニー

 

●昨年からの期待値:総合11位(打撃9位,投手11位)

【野手】 昨年からの期待値/.265 118本 539点 43盗 95犠(+α:内川)
     巧打:★★☆/長打:★★☆/機動力:★☆/犠打:★★★

間接参加2球団をも下回る総合期待値最下位となり、今年は苦しい展開となった。求道者・前田(C)ハタハタ石井(M)日本一ストイックでかっこいい3,4番を今年も並べる事に成功したものの、両者共、足の故障の影響から開幕二軍スタートが決定すると言う緊急事態。となれば、頼りになるのは、やはり、ローズ(Bu)だろう。「近鉄が最下位になったらアフロにする」と言う宣言通り、アフロヘアーでやってきて男を見せたローズは、昨年はたまたま不調だったに過ぎないと言わんばかりにオープン戦から快打連発。かつての二冠王だけに、その打棒が爆発すると大きな戦力となりそうだ。また懲りもせずに三冠王宣言をかました鈴木なおのり(YB)は確かに長打力のパワーアップを予感させるものの、開幕前に大口を叩いた年は無様な結果(良くても、インチキ首位打者)に終わるジンクスが気になる所。日本一不遇な1億円プレーヤー清水(G)は昨年はリーグ2位の得点圏打率を残すなど、そのシュアな打撃と勝負強さには定評があるものの、球史に残るヘッポコ監督・茂雄が、バントの下手さっぷりには定評のあるニックン(G)の2番固定を決断した上、その理由として「清水は左投手相手の時は外すから」などと理不尽な事を言われて、モチベーションは一気に落ち込んであり、自分を見失いかねない状態なのが懸念される。どこでも守れるが守れるだけ、どこでも打てるが打てるだけなのにも拘わらず、何故かポスト・詐欺師ローズとして迎えられた小川(YB)はその気になったかオープン戦では好調を持続。流石に、詐欺師ローズ級の活躍は誰も期待していないだろうが、スタメン定着により、自己最高の記録を残すくらいの期待はしたい所だ。今年も肝心な所でタイムリーエラーをかます恐怖の守備力を誇る福留(D)だが、打撃の方は絶好調。しかし、昨年もオープン戦では絶好調だっただけに、楽観視は出来ないか。捕手陣は打撃が課題とされていた清水将(M)が例年になく好調で期待がかかる。中島聡(L)も正捕手の座を虎視眈々と狙っているだけに、競争は激しくなりそうだ。控えに目を移すと、古屋打撃コーチに「キャンプで一番伸びた選手」と言わしめた2年目の田中賢(F)もオープン戦では結果を残している。ビッグステーキ打線の一角として、どれだけ食い込めるかは難しい所だが、少ないチャンスを確実にモノにしたい所。ルーキーの内川(YB)も似た様な状況でマシンガン打線に食い込むのは苦しい所。しかし、石井タクローが開幕絶望となった事で一躍、チャンスが巡ってくる可能性も出てきている。右の代打として一発を秘める立川(M),藤立(BW)、投手を含めた全ポジションをこなせる便利屋・五十嵐(BW)らも、ポイントゲッターとしては弱い為、レギュラーの座を奪うつもりで取り組んでいきたい。

【投手】 昨年からの期待値/36勝47敗1S 勝率.434 防御率4.44(+α:バワーズ,愛敬,ヒゲなし入来)
     先発:★☆/抑え:☆

弱体打撃陣に輪をかける低迷ぶりで期待値最下位に陥った投手部門だが、+α戦力が多いのが救い。新助っ人・バワーズ(YB)は長身から投げ下ろす速球でオープン戦では結果を残しており、先発ローテとしても十分にいけそうな気配。ヒゲ入来との兄弟リレーに飽きた茂雄の嫌がらせで日本一になった直後に解雇された事で巨人への復讐に燃えるヒゲなし入来(S)は先発としての適性を見出されて、開幕ローテ入りが内定しており、大きな+αとなりそうだ。ルーキーの愛敬(Bu)も開幕一軍を勝ち取った。当面は中継ぎだが、近鉄の壊滅的投手事情を考えれば、結果を残し続ける事で先発転向の可能性も十分考えられるだろう。さて、現有戦力だが、エースとしての期待がかかるのは、ベテラン左腕の山本昌(D)星野伸(T)の仕上がりがいまいちなだけに当面は柱として踏ん張って欲しい所。右では小林(BW)が故障上がりとあって、星野(H),清水直(M)にかかる負担も大きくなってきそうだ。球界初の代理人交渉を行った下柳(F)は調停まで行うなど、ギリギリまでモメていたのが尾を引いたか、オープン戦では絶不調なのが気がかりで、中継ぎ降格も考えられる。純然たる抑え投手がいないのも難点で、セットアッパーのデニー(L)に頼らざるをえない苦しい展開。ドラフト外ではストッパー獲得は急務と言っていいだろう。