藤ノ宮あいりんドリームズ(前回3位)

■創立/1993年
■球団事務所/群馬県前橋市
■本拠地/
新田舎ノドーム
■優勝回数/0回
■通算投手成績/516勝451敗100S 勝率.534 防御率3.61
■通算打撃成績/.272 969本 4368点 777盗 994犠

昨順
順位
投手
球団
正選手
昨順
順位
野手
球団
守備
▼6
伊藤智仁
21
△19
チュウ
▼7
伊集院光の弟子・金村
▲3
破戒僧・清原
1B
11
▲8
小林雅英
−9
立浪和義
2B
×
初10
ミャオ
YB
▲1
小久保裕紀
3B
13
▲12
関根裕之
−2
エセネオエセ松井
SS
×
再14
真木将樹
Bu
20
△11
垣内哲也
OF
×
再15
戸叶尚
BW
新5
O.ティモンズ
OF
14
▼16
山口和男
BW
23
△13
中根仁
YB
OF
新17
伊達昌司
初4
I.クルーズ
DH
×
初18
N.エルビラ
Bu
 
 
 
 
 
 
控野手
13
▽21
伊東勤
14
▽20
メカゴジラ
YB
OF
×
再22
荒木雅博
OF
×
初23
玉野宏昌
2B
24
24
高須洋介
Bu
2B
新25
高見沢考史
BW
OF
  
 
 
 
ドラフト外
 
 
 
 
 

開幕予想オーダー  
エセネオエセ松井
立浪和義
小久保裕紀
I.クルーズ
破戒僧・清原
O.ティモンズ
垣内哲也
チュウ
中根仁
伊集院光の弟子・金村

投手スタッフ予想(△は左投手)  
先発
伊集院光の弟子・金村
伊藤智仁
関根裕之
ミャオ
戸叶尚
△N.エルビラ
中継
伊達昌司
真木将樹
山口和男
抑え
小林雅英

 

●昨年からの期待値:総合8位(打撃8位,投手10位)

【野手】 昨年からの期待値/.276 123本 540点 48盗 78犠(+α:クルーズ,ティモンズ,清原,高見沢)
     巧打:★★★☆/長打:★★★★/機動力:★★/犠打:★★

打撃と投手の両部門に尽力する事が出来ないチーム性が今年も露呈。今季、力が入ったのは打撃部門となった模様で、その顔ぶれはなかなかに強力だ。最早、看板打者となった全部門のポイントゲッター・エセネオエセ松井(L)は今年も健在。長打力も年々パワーアップしてきており、今年はトリプルスリーの期待も大きい。クリーンアップでは、小久保(H),破戒僧・清原(G)の二門が迫力満点。特に、昨年は3度に渡る故障で欠場が目立った破戒僧・清原は今季はオープン戦でも安定した打撃を見せており、結婚を機にひと皮剥けた印象で初のタイトルへ意欲満々。また、「バースの再来」とまで持てはやされる程、オープン戦では本塁打量産の大爆発を見せているクルーズ(T)にも大きな期待がかかる。バースとまではいかずとも、ペタジーニ級の活躍が待たれるが、開幕前から目立ち過ぎてしまった事で激しいマークに合うのは必至。微妙な制球力を駆使した日本人の変化球攻めにどこまで対応出来るかは見物だろう。もう一人の新助っ人・ティモンズ(D)も「パウエルの再来」と持てはやされるシュアな打撃を展開。期待値が8位と低いのは、+α戦力が多いが故でこの二人の助っ人がオープン戦通りの活躍をする様だと、一躍、上位進出も夢ではなくなってくる。これに加えて、垣内(L),メカゴジラ(YB),中根(YB)と言った一発を秘めた意外性な打者も控えており、打線に厚みが増している。期待の大きい打線だが、ネガティブファクターに目を移してみると、立浪(D)が故障の後遺症か調子の上がらず、星野監督の逆鱗に触れており、開幕スタメンから外される危機に陥っているのは、やや気になる所。チュウ(G),伊東(L)の両ベテラン捕手も今季は正捕手の座が危うい状況だ。マスターと自宅が近いと言うだけで指名されたルーキー・高見沢(BW)に至っては、3月に右肘遊離軟骨除去手術を受けたばかりで開幕絶望。調整遅れから一軍に出られるかどうかも微妙で最早、戦力外と考えた方がいいだろう。小技面での弱さが目立つが、代走守備要員の荒木(D)は相変わらずの代走稼業ながらも、オープン戦でぶっちぎりの盗塁王でその健脚ぶりをシーズンでも見せつけて欲しい。同じく小技のポイントゲッターとして期待される高須(Bu)は水口とのレギュラー争いに競り勝つのが先決だろう。

【投手】 昨年からの期待値/52勝40敗15S 勝率.565 防御率3.92(+α:伊達,山口,伊集院光の弟子・金村,戸叶)
     先発:★★★/抑え:★★

打撃に力を入れたせいで、甘くなった投手陣だが、ここに明記されている期待値は悪くない様に思える。順位が低迷しているのは、奪三振数及び奪三振率が壊滅的に低いからで、三振をとれる投手が伊藤(S)くらいしかいない事に原因がある。その伊藤も手術マニアの血が騒いだか、今季もシーズン前に故障を発生させており、開幕にはギリギリ間に合いそうと見られているものの、万全の体勢では迎えられない様子。伊集院光の弟子・金村(F)も2年連続4月の月間MVPを獲得しながら、2年連続右肩痛により5月でリタイアとなっており、今季もフルシーズン乗り切れるかが最大の課題。とりあえず、五体満足に投げてくれそうと言う意味で期待がかかるのは関根(F)。2年連続の2桁勝利で自信をつけており、今季も最低10勝は期待される所。エルビラ(Bu),ミャオ(L)の左右の助っ人は地味な存在ではあるが、いつの間にか8勝くらいあげていそうな雰囲気を持っており、大当たりとはいかないまでも、大崩れしなければいいと言う所か。昨年未勝利の戸叶(BW)はオープン戦ではまずまずの仕上がりを見せており、新天地での躍進が期待される。真木(Bu)はオープン戦でも投げておらず、開幕二軍が決定したが、近鉄投手陣は火の車状態とあって、チャンスが巡ってくる可能性は十分あるので、腐らずに二軍でじっくり仕上げて欲しい。さて、毎年、抑えを軽視する傾向がある「藤ノ宮」だが、今年は小林雅(M)がどっかり構えている。昨年、先発から中継ぎ、そしてストッパーに専念となったのが奏功した模様で、その安定感は今年も健在だ。また、山口(BW)も依然として抑えが固まっていないオリックスにあって、新ストッパーになりうるのではないかと注目されており、この2枚が抑えでバリバリ働く様だと先発にかかる負担も軽くなりそうだ。ルーキーの伊達(T)はルーキーにしてはまずまずの内容を見せているものの、駒だけは多い阪神投手陣の中で一軍に生き残れるかどうか!?