安久ブルヴァール(前回4位)

■創立/1993年
■球団事務所/神奈川県藤沢市
■本拠地/
藤沢八部球場
■優勝回数/3回(1994年、1995年、1998年)
■通算投手成績/524勝424敗194S 勝率.553 防御率3.52
■通算打撃成績/.272 1245本 4916点 732盗 1137犠

昨順
順位
投手
球団
正選手
昨順
順位
野手
球団
守備
▲4
カリメロ
14
▲9
礒部公一
Bu
11
▲5
ミンチー姉さん
新7
F.ガルシア
Bu
1B
新6
山田秋親
25
△11
サブロー
2B
16
小野晋吾
×
初14
井端弘和
3B
×
再10
前田幸長
新19
阿部真宏
Bu
SS
19
△11
岡島秀樹
−2
今夜の松井さん
OF
13
武田一浩
△3
金城龍彦
YB
OF
×
初15
斉藤和巳
×
再16
副島孔太
OF
新17
三浦貴
▲1
トム
DH
17
▼18
西村龍次
 
 
 
 
 
 
控野手
22
▲21
的山哲也
Bu
20
−20
藤井康雄
BW
1B
▲22
島田一輝
OF
13
▽23
トラさん
1B
×
初24
ハマのズバット
YB
1B
×
再25
佐藤幸彦
OF
  
 
 
 
ドラフト外
 
 
 
 
 

開幕予想オーダー  
サブロー
井端弘和
金城龍彦
今夜の松井さん
トム
F.ガルシア
副島孔太
礒部公一
阿部真宏
西村龍次

投手スタッフ予想(△は左投手)  
先発
西村龍次
ミンチー姉さん
小野晋吾
△カリメロ
山田秋親
武田一浩
中継
△前田幸長
斉藤和巳
三浦貴
抑え
△岡島秀樹

 

●昨年からの期待値:総合4位(打撃4位,投手3位)

【野手】 昨年からの期待値/.290 138本 474点 44盗 104犠(+α:ガルシア,阿部)
     巧打:★★★★☆/長打:★★★★/機動力:★★☆/犠打:★★★☆

期待値は4位だが、伸び盛りの選手が多く、上積みはそれなりに期待出来そうな布陣となった。何と言っても、本塁打,打点の二冠に輝き、MVPをもゲットした今夜の松井さん(G),史上初の新人王とのダブル受賞を果たした首位打者・金城(YB)と昨年のセ・リーグ主要三冠を制した打者を抑えたのは大きい。松井さんは茂雄の嫌がらせに苦しめられながらも、腐る事なくオープン戦でもホームランを連発し、初の50発の期待もかかる。30本塁打は確実視されるトム(F)とのコンビは迫力満点。これで新助っ人・ガルシア(Bu)が30発級の活躍を見せる様だと、手がつけられなくなる。飛距離に関しては物凄いものを見せているガルシアだが、変化球に苦戦しそうな気配があり、どこまで順応出来るかが見物だろう。金城は昨年の活躍がフロックでない事を証明するかの様に好調を持続。森政権下で犠打,盗塁も大幅アップが予想され、昨年以上のポイントゲッターになりそうだ。期待値では低めの機動力も金城の他、著しい成長を見せ、レギュラー定着が濃厚となったサブロー(M),井端(D)らが掻き回す存在として稼いでくれるだろう。あまりの盗塁阻止率の低さに捕手としては失格の烙印を押された礒部(Bu)だが、シュアな打撃は健在で密かに鈴木(マリナーズ)の抜けたパ・リーグ首位打者の大穴として挙げられている模様。副島(S)は持ち前のパワフルな打撃が開花しつつあるが、激しいヤクルトの外野戦争に生き残れるかどうかが課題。ルーキーの阿部(Bu)も前田とのレギュラー争いが鍵となってくる。若いレギュラー勢に対して、控え勢は藤井(BW),トラさん(T),佐藤(M)と言ったベテラン勢が揃う。いずれも一発の魅力を秘めており、特に、引退へ背水の陣となっているトラさんはオープン戦でも好調でスタメン定着も見えてきた。また、昨年、ようやく遅咲きの花が開いた島田(F),オープン戦好調で初の一軍定着を目指すハマのズバット(YB)、そして、中村にバレンタインチョコの数で勝った男・的山(Bu)が礒部の守備面での負担を助けるべく控えており、バランスのとれた戦い方が見込めそうだ。

【投手】 昨年からの期待値/55勝36敗7S 勝率.604 防御率3.64(+α:山田,三浦,西村)
     先発:★★★★/抑え:★

先発陣は大ベテランのカリメロ(G)、ゴールデンルーキーの山田(H)と言う新旧エースを初めとして、質,量共に充実した布陣。カリメロは開幕投手をゴネて拒否したり、あまりのスロー調整ぶりが懸念されるが、そこはベテラン、シーズンに入れば、悪いなりの投球を見せてくれるだろう。パ・リーグ新人王レースの大本命と目される山田もオープン戦ではまずまずの安定した内容を見せており、最低でも2桁勝利との期待が大きい。他にも、最優秀勝率に輝いた小野(M)、移籍1年目のミンチー姉さん(M)と2桁勝利は固いと思われるローテ級がゴロゴロ。手術からの復活を目指す武田(D),西村(H)には若干、不安が残るものの、昨年、中継ぎから転向して好結果を残し、オープン戦も絶好調の前田(D)や、昨年、プロ初勝利をあげ、開花の兆しを見せた斉藤(H)も控えており、幾らでもカバー出来そうだ。尚、西村は開幕投手を務めれば、リーグ優勝と言うジンクスから、この豪華投手陣の中にありながら、開幕投手に任命される可能性が高いと見られている。さて、毎年、課題となっているリリーフ陣だが、昨年、セットアッパーとして大ブレイクした岡島(G)がオープン戦で投げる度に打ち込まれているのが、大きな不安要素。この岡島の不調をフォローする存在として、オープン戦で好投を続けるルーキー・三浦(G)にも期待がかかる。当面は、この二人でダブルストッパーとなりそうだが、新助っ人ストッパーを連れてきたくてたまらない茂雄により、中継ぎに降格させられる危険性は高く、果たして、セーブ数をどこまで稼げるか!?