第8回FLドラフト会議トピックス
今年で8年目になるFLドラフト会議だが、今回程、波乱に満ちた会議もなかった事だろう。第1回から皆勤だった古豪「熊本プリマ」が一身上の都合で撤退をやむなくされたが、「ポップ」が2年ぶりに復帰、「二条烏丸」が「川口」から分立しての新規参入を果たし、史上最多の12球団の争いになる筈だった。しかし、司会業も兼ねる「NAGONO」マスターが会議2日前から体調を崩し、ついには病欠。「彩湖・道満」マスターは本人の出席が不可能と言う事で300人の選手を優先順にリストアップしたものを「安久」マスターに託すと言う史上初の間接参加。「ドルファン」マスターは、会議開始時間になっても到着せず、ようやく姿を現したのは5位指名の最中。特別ルールにより、6位指名から参加し、25位指名が終わった後に5人追加指名を行う形が取られたが、上位50選手を指名出来なかったのはあまりにも痛く、悔やんでも悔やみきれない遅刻劇となった。また、「NAGONO」マスターの代役として、急遽、臨時の司会を兼ねる事となった「箱館」マスターだったが、不慣れの上に想像以上の激務と言う事で自分の指名への集中力が散漫になる憂き目に見舞われると同時に「NAGONO」マスターの過去7年間に渡る偉大なる貢献度を痛感する事となった。「NAGONO」の突然の欠席は、他にも波紋を呼び起こした。マッスル千代の富士,鈴木なおのりと言った有力選手に対して確実に発動されると思われた保有権が、突如、フリーの選手と化したからだ。これにより、他球団の戦略は一気に変更を強いられる事となり、マッスル千代の富士には3球団,鈴木なおのりには2球団による争奪戦が行われる結果となった。
昨年は、顰蹙そのものと言える見苦しい指名が多かったが、モラルがようやく身についてきたのか
はたまた、当HPで公開されるのを恐れただけの事か、今年の顰蹙指名は半減する好結果に繋がった。
・高須(大阪近鉄)…「二条烏丸」24位指名 顰蹙度:★
二遊間しか守った事のない高須に対して、どこを守った事があるか知らないと言う情報収集の欠落から、一塁手で指名してしまった。二遊間を守れる選手が一塁をこなせない事はなかろうが、それはさておき、戦略上、控え選手のポジションは捕手さえ絡まなければ、全く卑劣な手段とはならず、ゴールデングラブ等の指名ポジションに引っかからないと言うデメリットしか生まれないので、顰蹙度は微々たるものと言えよう。
・ハマの大馬人・駒田(横浜)…「ポップ」9位指名 顰蹙度:★★★★☆ → ★★☆
今季から外野を務める高木大を一塁で指名してしまった事から始まり、あろう事か左利きの駒田を三塁手として指名してしまった。駒田は外野経験もあり、まだ指名枠が余っていた為、その時点では、完全に血迷ったチョンボ指名だった。しかし、終わってみれば、フェルナンデスを三塁へ、高木大をDHへ、駒田は一塁へ回す事により、至極簡単にまっとうな布陣へと切り替える事が可能であり、結果論で言えば、顰蹙度はやや低めに落ち着いた。
・ニックン(読売)…「箱館」4位指名 顰蹙度:★★★★
3位で小坂を遊撃手指名した為に、プロ入り後、一度として守った事のない二塁手としてニックンを強行指名。同ポジションの有力選手を2名以上ゲットしたい時は、モラルを心得ているならば、ジョーカー的なポジションとして使える指名打者で指名すべきで、この時点ではまだ指名打者枠が余っていた事を考えると、決して苦肉の策などではない、確信犯の強行指名である事は明白。4位と言う上位指名である事も手伝って、顰蹙度はかなり高いと言えるだろう。
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山井(「安久」番記者)…12人的中
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