芽が出そうと言われながら、決して出て来ない若手や、峠を越えたロートルばかり指名している為、毎年、ブービー争いに参加している「オルロイ」だが、今年の1,2位指名は、周囲を驚愕させた。昨年のエセ首位打者・鈴木なおのりに続いて、ゴールデンルーキー・高橋を他球団を出し抜いて、一早く指名。ついに勝ちにきたか、と思われたのも束の間、3位と言う上位で、ラストイヤーを看取ると宣言していたヨシ佐藤を指名。その後も、徐々に例年通りのヘッポコ指名を展開した。懲りずに、デカ、誠を獲り続けたのを初め、橋本、沢井、斉藤宜、川口ら、どう見ても力不足で活躍しない連中や、半ば確信犯的にミスター違和感、マラベ、ムートンと言ったヘッポコ外国人を指名。相変わらずの出るヤツは出るが、出ないヤツは全く出ないので、足は引っ張らない、と言う展開が、今年も繰り広げられた。それでも、鈴木なおのり、高橋、片岡の活躍で、出塁率は1位、打率、長打率は2位とアベレージ部門は強さを発揮。当然のごとく、累積系はからっきしで、総合ポイントは低迷。投手陣も先発は、野村弘と星の王子様だけと言うショボさで、ドラフト外のデニーでは、とても補いきれず、またも最下位に甘んじたが、なまじブービーになって変な賞品が来るよりはマシと、満足しているとか…。
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1位 鈴木なおのり 外野手 横浜 131試 .337 16本 87点 3盗 4犠
「ハマのイチロー」と呼ばれるのが嫌で背番号を変え、「宮里二世」の道を選んだ凄い人。昨年の首位打者がフロックでない事を見せつける活躍で、とりあえず、宮里は超えたが、終盤、またもズル休みを決行し、2年連続のエセ首位打者となり、鈴木(一)には、遠く及ばない所を見せつけた。この儘、エセ首位打者V5とか樹立したら、ある意味、尊敬の対象だが…。「なおのり」と呼ばれると物凄い力を出すが、パワーコントロールが利かない。
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2位 高橋由伸 外野手 読売 126試 .300 19本 75点 3盗 6犠
史上空前の新人王レースで、攻守に渡って、大本命と言われるだけの活躍を見せた。結局、川上との直接対決で惨敗していたのも響いて、新人王の票数自体は惨敗したが、新人外野手では史上初のゴールデングラブ賞に輝いた。
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3位 ヨシ佐藤 投手 オリックス 8試 0勝0敗 5.19 6三振
「優勝争いにはベテランの力がいつか必要になる」、とか言われていたが、序盤から早くも下位に低迷したおかげで、若手中心で戦う方針になってしまい、ウエスタンでいくら好投しても、干され続けた。結局、今季で引退するからと、500登板達成を条件に、無理矢理、一軍に昇格し、黙々と敗戦処理で投げ続けたが、終盤、奇跡の逆転優勝の可能性が発生し、開幕時とは全く逆の事を言われて、あやうく、引退登板がポシャる所だった。
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4位 J・マッケンジー 捕手 福岡ダイエー 122試 .251 16本 58点 5盗 10犠
まさか、内之倉にマスクを奪われるとは、誰が予想しただろう? 王さんにビンタを食らうわ、膝を痛めるわで、優勝争いのさなか、代打要員にまで落ちぶれた。ただ、代打で打った時に、水島新司に「あぶさんの様な活躍」と誉められたので、来年は、水島漫画で活躍出来るかもしれない。
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5位 星の王子様 投手 オリックス 22試 6勝10敗 5.12 76三振
連続2桁勝利も、11年でストップ。自分の栄光を捨ててまでの馬場と本西を出した事を恨んでのサポタージュ行為か!? 今年は、発言はおとなしいが、仰木監督の確執は続いているようだ。本西は阪神に戦力外通告を受けたので、星野のご機嫌取りの為に、獲ってやれ、オリックス。
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6位 立浪和義 二塁手 中日 134試 .272 8本 43点 6盗 7犠
李と久慈が来たおかげで、内野の守備力で負けているからではなく、外野の守備力が勝っていると言う理由で外野コンバートされてしまった。結局、ソツなくこなすあたり、流石、センスのかたまり。来年は、李が外野専念と言う話があり、古巣に戻れるか!?
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7位 舩木聖士 投手 阪神 10試 0勝2敗 6.84 12三振
同僚・古溝の双子の弟。兄の古溝が、自由契約濃厚で、元気が出ず、活躍出来なかったとか…。
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8位 野村弘樹 投手 横浜 28試 13勝8敗 3.34 100三振
特別、凄い投球をしている訳でもないのだが、気づかぬうちに、ハーラーダービーに名乗りを挙げていた。
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9位 片岡篤史 三塁手 日本ハム 133試 .300 17本 83点 2盗 4犠
変な打撃フォームだが、野球ゲームでは、なかなか再現して貰えない。前半戦は、王さんの四球記録を破るペースで四球を選びまくっていたが、後半戦は、普通の好打者に落ち着いたものの、出塁率で鈴木(一)を上回り1位に! その活躍を評価され、ファンタジーリーグベストナインを受賞した!
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10位 危険球・盛田 投手 近鉄 32試 5勝1敗1S 2.91 19三振
盛田怖さにパ・リーグへ逃げた落合に引導を渡す為、嫌がらせで移籍してきたが、落合は、既に、西浦に引導を渡されていた。イマイチ、登板機会が与えられないうちに、脳に腫瘍が出来ていて、びっくり。
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11位 宮本慎也被告 遊撃手 ヤクルト 114試 .258 1本 25点 5盗 7犠
何だかんだで、出場停止のブランクを感じさせない働きだったが、いかんせんチームが不調だったせいか、目立たないまま終わってしまった。
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12位 黒田博樹 投手 広島 18試 1勝4敗 6.60 25三振
沢崎同様、一年目とは正反対の絶不調ぶりで、防御率6.60の体たらく。終盤、何故か、先発させられまくったが、来季のローテ入りは難航。
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13位 J・マラベ 外野手 横浜 33試 .218 1本 12点 0盗 2犠
オープン戦は、ヘロヘロだったが、開幕2試合で猛打爆発。この儘、いったら、どうなる事かと思いきや、変化球打ちがまるでダメな事が発覚すると、セルビー2世(蔵獅子丸でも可)の道をまっしぐら。間もなく、故障で、二軍落ちしたが、終盤、中根の穴埋めとして、ちょっとだけ昇格して、中根の復帰と共に、ファンタジーリーグワーストナインを餞別に貰い、日本球界を去った。
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14位 野村貴仁 投手 巨人 24試 1勝4敗4S 5.03 23三振
開幕前、茂雄に期待されるとダメのジンクスに違わぬ不調ぶりで、かつての石毛を彷彿させる乱投を見せた。来季は、先発転向を志願しているが、若手先発候補が山ほどいる中、食い込めるか!? メジャー志向が強いのは有名だが、トレード相手の木田画伯がオフにFA宣言でメジャー行き、と言う話は、さぞかし羨ましい事だろう。
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15位 川口知哉 投手 オリックス 試合出場なし
ビッグマウスばかりが話題になったが、故障などで、結局、まる一年棒に振った21世紀期待の逸材。
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16位 L・ムートン 一塁手 ヤクルト 30試 .241 3本 12点 0盗 1犠
ミューレン2世かと思われたが、実は、オルティス2世だった。補強締切直前で、アンソニーの入団が決まり、70人枠から外され、「オルロイ」2人目の解雇者に…。当初、まるで打てず、これならムートンの方がマシと言われたアンソニーだったが、9月に入って爆発したので、彼も浮かばれる事だろう。
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17位 弓長起浩 投手 阪神 57試 1勝3敗 1.69 42三振
他の球団には見向きもされない「オルロイ」専属の中継ぎエース。例年通り、腕もちぎれよとばかり、毎日の様に投げまくった上に、例年と違って、防御率が素晴らしかった。
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18位 橋本将 指名打者 千葉ロッテ 試合出場なし
「しょう」ではなく、「たすく」と読むそうだ。どうでもいいが、何故、この順位で、しかも指名打者? 結局、1試合も出ていない。
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19位 ミスター違和感 投手 読売 試合出場なし
背番号「死に」にふさわしい活躍! キャンプ時は、セ・リーグ全球団に恐れられていたが、無駄な心配だった。結局、2年で2試合しか投げず、ガッポリ大金をくすねて去っていった。
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20位 柳沢裕一 捕手 読売 8試 .182 0本 0点 1盗 0犠
巨人の栄えある逆指名入団第一号。茂雄の一貫しない起用法で、昨年終盤から、正捕手の座は安泰と思ったのも束の間、今年は、一転して、延々ファーム暮らし。ところで、あのおばさんヘアーは、何とかならんのか?
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21位 斉藤宜之 外野手 読売 2試 .000 0本 0点 0盗 0犠
茂雄に、昨年、一押しされながら、結局、ロクにチャンスも与えられなかった為に、芽が出ず、今年は、高橋が来たので、もう存在すら忘れられていそうだ。茂雄の事だから、何で、斎藤には”雅”がつくの?とか、本気で疑問視しているかも…?
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22位 デカ 外野手 オリックス 6試 .182 0本 0点 0盗 0犠
日本人選手で最初にピアス(左耳)をしたのは、高橋智選手なんだ。かっこいい!! 選手が足りなくて困ってる筈なのに、何故か、出して貰えない。ダイエーから、藤本獲ってくるくらいなら、高橋、使え! 相変わらず、水島漫画では目立っている。今オフは2年連続のトレード志願で、大モメしたが、ついに念願が叶った。果たして、来季は、化けるか!?
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23位 沢井良輔 三塁手 千葉ロッテ 2試 .000 0本 0点 0盗 0犠
指名時、こいつが出る訳はないだろう、と冷やかされていたが、何と出た。2試合で2打席だけで二軍落ちしたけど。
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24位 セキリー小早川 一塁手 ヤクルト 62試 .173 3本 8点 0盗 0犠
未だに、昨年の開幕戦3連発の事ばかり言われているせいか、ノムさんが、ドームでの巨人戦になると、嫌がらせのごとく起用してくるが、数字的な効果は、あまりない。茂雄を不愉快にさせられれば、それでいいのかも…。
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25位 誠 外野手 近鉄 4試 .167 0本 0点 0盗 0犠
近鉄向きと思われたが、今年も芽が出る事はなく、4試合に出場しただけ。そろそろ、瀬戸際か!?
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ドラフト外 デニー友利 投手 西武 53試 7勝4敗8S 2.60 68三振
勝ち星をあげない事がステータスだったのが、ウソの様な活躍で、前から西武にいた様な顔をして、横浜ファンの怒りを買ったが、横浜もようやく優勝したので、怒りもおさまった事だろう。
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ドラフト外 清水雅治 外野手 西武 89試 .303 1本 13点 20盗 7犠
3割20盗塁と言うと、一見、大活躍に聞こえる代走守備要員。もっとも、このゲームシステムだと、20盗塁するだけで十二分な戦力だが…。
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