１位　安久ブルヴァール

投手	球団	正選手	野手	球団	守備
石井一久	Ｓ		中井美穂の旦那	Ｓ	Ｃ
ジョニー黒木	Ｍ		西浦克拓	Ｆ	１Ｂ
大野豊	Ｃ		武藤孝司	Ｂｕ	２Ｂ
岡島秀樹	Ｇ		ソーサ元木	Ｇ	３Ｂ
杉本友	ＢＷ		名手・川相	Ｇ	ＳＳ
小林宏	ＢＷ		今夜の松井さん	Ｇ	ＯＦ
礒恒之	Ｍ		Ｔ・ローズ	Ｂｕ	ＯＦ
Ｗ・フレーザー	ＢＷ		波留敏夫被告	ＹＢ	ＯＦ
石毛博史	Ｂｕ		Ｈ・プリアム	ＢＷ	ＤＨ
戎信行	ＢＷ
		控野手	吉村禎章	Ｇ	ＯＦ
			大道典良	Ｈ	ＯＦ
			奈良原浩	Ｆ	２Ｂ
			高田誠	ＢＷ	Ｃ
			湯上谷�ьu	Ｈ	３Ｂ
			荒木雅博	Ｄ	ＯＦ
ミンチー姉さん	Ｃ	ドラフト外	柴原洋	Ｈ	ＯＦ

５回中、優勝２回、２位２回の強豪だったが、昨年はまさかの５位と言う大転落。球団身売りをも覚悟して臨んだ今年だったが、見事に優勝を果たし、３年ぶりの盟主復活となった。例年、課題とされていた競合の抽選。最弱と言われるクジ運のなさから、当初は、いかに競合を回避するかがポイントとされていたが、今年も全球団最多の８回競合と言う憂き目に会った。しかし、盟主復活への執念を見せる「安久」は、絶対に負けられない名手・川相の抽選に２年連続して勝利、２５位指名で４球団競合となった荒木をも引き当てるなど、６勝２敗と勝ちまくった！　とは言え、イマイチ、パッとしない面々で、ドラフト会議後、即優勝候補とは誰も思わなかった。更に、オープン戦で好投を見せた戎、杉本友を始めとするオリックス投手陣の崩壊と、左膝棚障害の影響で入団以来最悪のスランプに陥った今夜の松井さんや、ローズ、プリアムの両外国人の不調から、４月にして、優勝へ赤信号が灯る苦しい展開。しかし、ドラフトで指名されなかった選手の全データを毎年確実にチェックしていると言う恐るべき情報量を駆使して、ドラフト外では、柴原、ミンチー姉さんと好選手を確実にゲット。足を引っ張る投手陣は、次々と二軍へ幽閉されたが、残ったジョニー黒木、石井一、小林、ミンチー姉さんら先発陣が、超エース・大野の血行障害との戦いを見て、奮起。後半戦に入って、抑え不在の穴を埋める獅子奮迅の活躍を見せて、猛追！　松井さんも、５月以降は立ち直り、謹慎から復帰した波留被告、控え指名の奈良原の大プレイク、ドラフト外の柴原の活躍等で、打撃陣も復調。あらゆる部門で、１位にはならずとも、上位に食い込むバランスの良さを見せつけて、奇跡の逆転優勝！　今季限りで引退となった大野、吉村禎への花道を飾った！

１位　石井一久　投手　ヤクルト　28試　14勝６敗　3.30　241三振 昨年、ドラフト外で獲得し、その儘、保有権を使用。心情的に、マスターの一押し投手・桑田（巨人）との葛藤の末、３位まで残る事を期待して、好きでもない石井に走ったが、桑田は、最後の外れ２位指名でかっさらわれてしまった。始まってみれば、三振だけは、奪いまくっているものの、暴投記録を作るわ、四球を出しまくるわ、終盤に変えられて、広田に勝ち星奪われまくるわ、やきもきさせる事しきり。尚、ポイント的貢献度から、ファンタジーリーグベストナインに輝いた！

２位　今夜の松井さん　外野手　読売　135試　.292　34本　100点　３盗　４犠 今夏、ついにハリウッドデビューを果たした押しも押されぬ、「安久」不動の４番。今年は、戦略上２位だったが、実質、１位は松井。マスターは、半永久保有を宣言しているので、向こう１０年は、他の球団に渡る事はない模様。　４月の低迷ぶりには、流石に心配されたが、５月に、月間ＭＶＰを獲得する爆発ぶりで、帳尻を合わせた。イマイチ、波に乗れないながらも、本塁打だけは、コンスタントに打ち続け、念願のホームランキングに輝いた！　ファンタジーリーグＭＶＰには文句なしの受賞！　ベストナインも満票で受賞した！

３位　Ｔ・ローズ　外野手　近鉄　134試　.257　22本　70点　15盗　４犠 変な打撃フォームの為、野球ゲームで目立ってる人。「３割２０本２０盗」は堅い選手は、このゲームシステム上、モテはやされるらしく、３球団競合の末、クジ運の悪い事で定評のある「安久」が、死力を尽くして、引き当てた。序盤こそ、快調に打ちまくっていたものの、夏に入って、大失速、命題の３割には、遠く及ばず、過去最低の成績に終わった。やはり、「安久」にとって、３位指名は鬼門なのか？

４位　ジョニー黒木　投手　千葉ロッテ　31試　13勝９敗　3.29　124三振 ロッテファン以外、誰も、ジョニーと呼んでくれてない様な気がする。昨年、パの「ミスター完投」の称号を獲得。馬車馬のごとく、力投し、最多勝も夢ではないか？と思われていた矢先、近藤ヘッポコ采配が炸裂し、どう考えても向いているとは思えない抑えに回された途端、２日で２敗するわ、連敗記録阻止まであと一球で同点弾を食らうわ、ロクに目に会わず、夢は消えたかと思われたが、終盤、執念の力投で最多勝と最優秀勝率に輝いた！

５位　中井美穂の旦那　捕手　ヤクルト　132試　275　９本　63点　５盗　７犠 今年は指をケガする年、とか言ってたら、開幕戦早々にやらかしたヤクルト低迷のＡ級戦犯。今回は、長期離脱とはならず、それなりに打っていたりするのだが、ヤクルトが下位にいるので、イマイチ目立たない。ノムさんの退団で、若松傀儡政権を狙っているとかいないとか…。

６位　大野豊　投手　広島　13試　３勝２敗　2.91　24三振 セ界最年長の超エース。数々の最年長記録を塗り替えた超人。開幕投手も務めたが、打球の直撃を食らったり、血行障害が２度も再発したりと受難の年で、ついに、引退を決意(T_T)。その引退試合でも、146ｋｍを出すと言う凄まじさで、最後の最後まで超人だった。

７位　名手・川相　遊撃手　読売　93試　.256　１本　16点　２盗　16犠 原辰徳に続く、茂雄のいじめ犠牲者２号。日本が世界に誇る犠打王になって然るべき存在だが、ダメ外国人ダンカンの為に控えに回されたり、スタメンで出ても７番や８番だったりと、相次ぐ嫌がらせを受け、４月中に達成確実と思われた日本記録を樹立したのは、８月に入ってから。堀内に進言すれば、殴打されるわ、退団確実と思われた茂雄が、急転、残留となるわ、ロクな事がない一年だった。統計を取ると、川相がフル欠場した試合は、19勝23敗　.452。逆に出場した試合は54勝39敗　.581。更に、２番スタメンの時に限ると、11勝5敗　.688の高勝率！（因みに、２番清水は、50勝45敗 .526でチーム勝率.541を下回る）　つまり、フル欠場した42試合に、もし、２番スタメンで出ていれば、楽々優勝出来た計算になるのだ！　森監督なら、３年は選手寿命が延びそうだが、茂雄では、３年は縮みそうだ。この６年の差は、実に、でかい！　世界記録樹立前に引退に追いやられない事を祈るばかりだ。

８位　武藤孝司　二塁手　近鉄　127試　.250　０本　32点　16盗　32犠 入団以来、一度も併殺打を打っていないのが売りだったが、今季、とうとう１本打ってしまった。以降、何故か、吉田剛にスタメンの座を奪われまくり、数字的には、つまらない結果となってしまったが、犠打と盗塁での貢献度は流石。

９位　岡島秀樹　投手　読売　14試　３勝６敗　4.33　54三振 相変わらず、キャッチャーを見ないイカす人。「安久」お気に入りの逸材で、３年連続で保有するも、なかなか開花してくれない。今年は、ワッチーの引退により、ワッチー枠は貰ったかに見えたが、投げては四球を出し、溜まったランナーは、岡島ではなく次の投手が返されると言う昨年同様の展開でエレベーター状態が続き、小野とワッチー枠を争う死闘を繰り広げた。

１０位　西浦克拓　一塁手　日本ハム　134試　.245　20本　62点　18盗　７犠 落合に引導を渡すと思われたが、序盤は、落合がしぶとく打つので、何も悪い事をしていない上田に引導を渡す事になってしまった。落合がケガで去ってからは、上田も戻ってきたので、心おきなく、活躍していたが、夏に入って、チームの低迷に平行して、大失速。意外と、盗塁を決めるのには、驚いた。

１１位　杉本友　投手　オリックス　16試　０勝７敗１Ｓ　6.04　39三振 今年のキャンプは卒論に追われる事もなく、充実していた筈なのに、悪夢の体たらく。中継ぎだとそれなりなので、中継ぎで調整かと思ったら、一気に下へ落とされた。間もなく、上がってきたが、またも勝てず。毎年恒例の「安久」永久追放候補筆頭だったが、将来性を買われて、難を逃れた。とは言え、ファンタジーリーグワーストナインを堂々の受賞！

１２位　小林宏　投手　オリックス　31試　10勝９敗４Ｓ　3.59　78三振 いつまでたっても「オマリーの十四球」と言われ続ける人。抑えなのか先発なのかはっきりしない為、真価を発揮出来ない。そういうのは、木田でやってくれ、とか言ってたら、本当にやり出した。以後、先発に専念する形となり、一体、いつの間に勝っていたのか、自己初の２桁勝利を達成。　２桁勝っても、５００万円しか上がらない辺り、かなり可哀想。

１３位　ソーサ元木　三塁手　読売　114試　.297　９本　55点　３盗　９犠 今年も、巧みにキャンプをサボタージュしたが、飯塚実、岡村孝子の旦那、仁志、名手・川相と誰が潰れても、カバー出来るスーパーサブぶりが、ついに生きて、レギュラーの座をゲット。隠し球をやると、必ずチームは負けるのを悟ったか、今年は一度もやらなかった。噂では、清原と共に、ダンカンをいじめていたそうな。入来、岡島の投げ真似に次いで、最近は、西山を研究中。オフには手術を決行し、秋季練習も巧みにエスケーブを図った！

１４位　礒恒之　投手　千葉ロッテ　16試　３勝４敗　5.66　37三振 セ・リーグに比べ、地味な展開の新人王レースの有望株だったのだが、変な起用のされ方で一向に波に乗れなかった可哀想な人。まぁ、監督が近藤だし…。山本新監督に期待せよ！　尚、ファンタジーリーグ新人王レースでは、人斬り抜刀斎をあわやと言う所まで追い詰めた！

１５位　Ｈ・プリアム　指名打者　オリックス　92試　.285　18本　62点　１盗　５犠 ４月は、ついに「安久」も打者のハズレ外国人を掴まされたか？と言う低迷ぶり。ニールの再雇用で、二軍落ちの危機に陥ったが、絶妙のタイミングでＣ・Ｄが故障。そうこうしているうちに、日本にも順応してきた。ここまでの展開が、昨年のクラークに似ているので、夏から、ブレイクの期待も！と思われた矢先、故障し、規定打席を割ってしまったが、内容自体は、決してハズレ外国人ではなかったと言えよう。

１６位　波留敏夫被告　外野手　横浜　106試　.273　２本　39点　12盗　15犠 正体は、ガッツブルー。もうダメだ、と思うと自爆する。脱税事件の為、敬遠され、この順位まで残ってしまった。オリックスの谷を競合で逃した余波で、獲得。汚名を返上する頑張りを見せたが、優勝した事で調子に乗って、銭ゲバ更改をかましたので、印象を悪くした。

１７位　Ｗ・フレーザー　投手　オリックス　24試　５勝５敗１Ｓ　4.72　36三振 オリックスの４月の救世主。日本人が勝ち出してから、入れ替わりで、全然勝てなくなった。何となくシュルジー色をかもし出しているので、いつか、打席に立たせてみて欲しかったが、夢叶わず、解雇された。

１８位　石毛博史　投手　近鉄　８試　０勝１敗　7.23　９三振 昨年に続いて、化けるのを期待され、「安久」入り。開幕時は、近鉄の先発ローテ入りを果たしたかに見えたが、初回から、９回抑えの様な四死球乱発ピッチングで、ヨッシャー佐々木の逆鱗に触れ、降格。何だかんだで、駒が揃ってしまったので、干されてしまった。

１９位　戎信行 　投手　オリックス　11試　０勝０敗　6.86　17三振 オープン戦防御率１位の快投に、ついに開花か！？と期待させたが、本番に入ってみれば、例年通りの活躍で早々と二軍落ち。そろそろ、潮時か！？　杉本友を抑えて「安久」永久追放投手に…。

２０位　吉村禎章　外野手　読売　71試　.262　１本　10点　０盗　０犠 ２２年ぶりにキャプテンに就任した代打の切り札。「山本」の大ポカで、お約束の２０位決戦をやる事なく、すんなり「安久」入り。１５０号目前で足踏みしたが、ダミアン栄村さえいなければ、今頃４００本は打っていただろう凄い人。今季限りで、ついに引退を表明し、来年の巨人の代打陣は、更に弱体化してしまった。「不屈の男・吉村禎章」（ベースボール・マガジン社刊）は名著なので、読むべし！

２１位　大道典良　外野手　福岡ダイエー　90試　.295　４本　38点　４盗　８犠 王さんお気に入りの逸材（？）。昨年の規定打席到達者なのに、何故か、この順位まで余っていた。中盤以降、ケガで戦線離脱し、影の薄い一年と思いきや、オフに入ってからのスパイ疑惑で、一躍脚光を浴びた！

２２位　湯上谷�ьu　三塁手　福岡ダイエー　53試　.283　１本　６点　０盗　７犠 名前の漢字が難しい。

２３位　高田誠　捕手　オリックス　19試　.128　１本　１点　０盗　３犠 三輪被告の穴を埋める筈だったが、日高はおろか、高橋信にも抜かれ、三輪が復帰した今、居場所は完全に消失した。元巨人だと覚えてる人は、どれくらいいるだろう？　ついに、今季で自由契約となり、古巣巨人で二軍コーチ内定。

２４位　奈良原浩　二塁手　日本ハム　128試　.280　１本　25点　30盗　36犠 「安久」と確執のある西武から去った途端に、「安久」が引き抜いた。実は、以前から、欲しかったらしい。金子の不調で、まさかのレギュラー定着を果たし、３０盗塁を記録する活躍で、控え指名選手で三指に入るブレイクを見せた！

２５位　荒木雅博　外野手　中日　７試　.000　０本　０点　０盗　０犠 ２５位なのに、４球団競合と言う伝説の男。「やきゅつく」では、数年後に、大活躍するらしい。結局、まるで出番のない期待外れな年だったが、とりあえず、代走で１試合だけ出てきて、「安久」の実働率１００％を死守した。

ドラフト外　柴原洋　外野手　福岡ダイエー　111試　.314　２本　35点　18盗　19犠 いつの間にやら、ダイエー外野陣の一角に落ち着き、不動の一番として活躍。同期の上位指名、井口、松中とは立場が逆転したと言える。それにしても、「安久」は、ただでさえ、「ひろし」が多いのに、また一人増えてしまった（５人目）。

ドラフト外　ミンチー姉さん　投手　広島　35試　15勝11敗　2.75　123三振 壊滅状態の広島投手陣を、中４日で黙々と投げ続けて救った偉い人。投球回数がぶっちぎりのトップの怪腕で１５勝をあげる実績を作ったが、来年以降、チェコになるか、グロスになるかが気になる所だ。