３３億円パワーズ

２位　３３億円パワーズ

投手球団 正選手 野手球団守備

伊藤智仁Ｓ谷繁元信ＹＢＣ

ササキ様ＹＢ山崎武司Ｄ１Ｂ

ドミンゴＧＪ・フランコＭ２Ｂ

織田裕二Ｔ萩原淳ＢＷ３Ｂ

Ｔ・ブロスＬ田中幸雄ＦＳＳ

戸叶尚ＹＢ村松有人ＨＯＦ

葛西稔Ｔ谷佳知ＢＷＯＦ

川崎憲次郎Ｓ鈴木貴久ＢｕＯＦ

芝草うちゅーＦマルちゃんＬＤＨ

長谷川昌幸Ｃ

控野手 小笠原道大ＦＣ

坪井智哉ＴＯＦ

久慈照嘉Ｄ２Ｂ

佐竹学ＢＷＳＳ

度会博文ＳＯＦ

本西厚博Ｃ２Ｂ

金村暁Ｆ ドラフト外 副島孔太ＳＯＦ

僅差で優勝を逃した「３３億円」。戦略よりフィーリング重視で、ここまでのし上がった事は「恐るべし」の一言に尽きるだろう。あと少しうまくやっていれば、優勝出来た筈だが、一体、どこにＶ逸の原因があったのか！？　最大の原因は、小技を軽視した事であろう。マルちゃん、山崎、田中らビッグステーキ打線顔負けの重量級を並べ、毎日誰かが１本は打っていた感のある本塁打は、１位となったが、打率は５位、長打率は７位と落ち込み、更に、犠打＋犠飛は７位、盗塁は９位と、小技はからっきしダメときている。この２部門に、あと僅かでも上積みがあれば、優勝をモノにしていたのだから、実に惜しい。大雑把なイケイケ野球はツボにハマれば迫力があるが、所詮、打線は水モノ。要所では、やはり、小技も必要と言う事だろうか。盗塁に関しては、村松が３０個以上を期待されていたが、出塁率の低下から僅か１１個に終わり、トップバッターとして失格に終わった。この村松に代わって台頭してきたのが、控え指名だったルーキーの坪井だ。新人離れしたシュアな打撃で２リーグ制導入後の新人最高打率をマークいる活躍を見せた。来季は、正外野手として指名される事は確実だ。ディフェンス面では、投手陣は、ササキ様が超人的な活躍で期待以上の貢献を果たしたが、１位指名の伊藤はヤクルトの不振も手伝って、内容に成績がついて来ない大誤算。この誤算分は、川崎が嬉しい誤算の大活躍で十二分に補ったが、やはり、最大の誤算となったのは、ドミンゴ乱闘事件だろう。７月までに９勝を挙げていただけに、出場停止を食らった影響は多大であった。とは言え、奪三振率が極端に落ち込んでいる以外は、ほぼ全部門が上位に食い込んでおり、総合的には期待以上の数字だったと言えよう。正サードの萩原が１試合も出場しておらず、他にサードの本職は一人もいなかった事から、安心感を奪われた投手陣が、逆に、奮起したと思われる。

１位　伊藤智仁　投手　ヤクルト　29試　６勝11敗３Ｓ　2.72　154三振
いつぶっ壊れるか分からないので、あまり無理出来ない。防御率、奪三振率共に、申し分ないのだが、まるで好投した印象がなく、実際、１１敗もしている。先発より、抑えの方が使えそうな気がするのだが…。

２位　ササキ様　投手　横浜　51試　１勝１敗45Ｓ　0.64　78三振
どうせ優勝しないと思っていたのか、優勝したらメジャーに行かせてやる、と言われていたが、優勝してしまった。しかし、抑え投手の記録を全て塗り替える獅子奮迅の活躍により、その右腕はボロボロで、東西対抗はおろか、楽しみにしていた日米野球までも、全てキャンセルする有様。最早、メジャーどころではないか！？　横浜投手陣の年俸を引き上げてやるぜ！とか言って頼りにされていたが、自分だけ、どんぶり勘定で５億円貰ってしまった影響で、他の連中にシワ寄せがいき、逆に恨みを買っているとか…。

３位　Ｊ・フランコ　二塁手　千葉ロッテ　131試　.290　18本　77点　７盗　３犠
指名打者として契約したのに、やたらと、二塁を守らされ、球界初の外国人主将として頑張ったのに、チャンスに弱いだの、ロートルだの言われて、来季年俸をダウン提示されると、怒って帰国してしまった。

４位　マルちゃん　指名打者　西武　133試　.283　30本　95点　０盗　８犠
前半は、昨年の好成績を裏付ける活躍だったが、オールスター後、パッタリ打てなくなると、手の平を返したように、今年で解雇や、と球団に脅されて、目が覚めた。守備の悪さから、日本シリーズに出る度に不遇な目に会っている。ファンタジーリーグベストナインには輝いたが、結局、解雇。

５位　ドミンゴ　投手　読売　18試　９勝７敗　3.21　85三振
いつやるかと危惧されていたが、ついにやってしまった。審判にボールを投げつける暴挙で、あわや永久追放だったが、今季いっぱいの出場停止処分で済むと、来年はクリーンなプレーを心掛けると誓約書を送りつけて、まんまと復帰決定。審判に投げる時も、ベロを出していた辺り、全力投球だった事が窺えるが、実は、飯塚実のオカマポーズを引き出すのが目的だったと言う説が…。

６位　山崎武司　一塁手　中日　131試　.255　27本　86点　０盗　６犠
奇しくも、宿敵・ガルベスの次の指名。ドーム野球に順応出来ず、散々だった昨年の反省か、ついに、一塁に回された。前半戦は、パッとしなかったが、ガルベスが消えてからは、鬼神のごとく打ちまくり、松井さんに一昨年の悪夢を思い起こさせる猛追を見せた！　オフでも、ＴＶ番組で片岡（日本ハム）をぶん投げて肩を脱臼させるなど、大暴れ！

７位　村松有人　外野手　福岡ダイエー　120試　.250　１本　16点　11盗　11犠
年々成績が悪くなり、今季は、ついに柴原にとって代わられた。低打率覚悟で、最低３０盗塁を期待されての、上位指名だったが、僅か１０盗塁と、大きく裏切った格好となった。

８位　田中幸雄　遊撃手　日本ハム　107試　.274　24本　63点　２盗　３犠
右肘手術で、本当はファーストがやりたかったのだが、落合がいる上、他のショートもいなかったので、仕方なくショートをやっていた。落合が消えると、今度は西浦が来てしまったが、ショートも出来る奈良原が好調を持続していたおかげで、念願のファーストへコンバートを果たした。他の日ハム勢に違わず、前半戦は打ちまくり、後半戦は大失速。

９位　織田裕二　投手　阪神　24試　11勝10敗　3.51　90三振
清原に「顔をいがめたる」とまで言われても、ぶつけまくる偉大な男。乱闘になる度に、清原が探しに回っているので、いつも姿を隠しているが、「あんな球はよけられん方が悪い」とＴＶで言いふらすなど、挑発行為は続く。今季、壊滅的なチーム状態だった割には、入団以来初めて、白星が黒星を上回った。オフに公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE」も大盛況でご満悦とか…。

１０位　Ｔ・ブロス　投手　西武　11試　２勝３敗　5.74　28三振
ヤクルトを出た途端に、ノムさんにボロクソに言われるわ、ケガはするわ、投げれば、打たれるわで、まるで役立たず。昨年から、その兆候はあったので、体よくノムさんが追っ払った可能性が強いか…。

１１位　萩原淳　三塁手　オリックス　試合出場なし
昨年、ウエスタンリーグトーナメントのＭＶＰ。とは言え、この順位は、流石に買いかぶり過ぎたか。結局、１軍には上がれず仕舞に終わった。

１２位　谷繁元信　捕手　横浜　134試　.254　14本　55点　１盗　10犠
ＦＡ宣言して、巨人に行くかもしれんとかほざいていた割に、交渉すらせずに残留を決めてしまった為に、巨人ファンから深い恨みを買っているが、優勝したんで、その決断は正解だったのだろう。前半戦、のびのびと打ちまくり、ホームランキングを予感させる爆発ぶりだったが、優勝が現実的になってから、それどころではなくなったらしく、パッタリと当たりが止まったが、ファンダーリーグベストナインには、古田（ヤクルト）を抑えての受賞を果たした。みずしな孝之が描くとおぽんちだが、水島新司が描くとやけにクレバー（笑）。

１３位　戸叶尚　投手　横浜　23試　７勝８敗　5.17　79三振
昨年、日本一のヤクルトから５勝をあげるなど、初の２桁勝利の大ブレイクで、三浦共々、躍進を期待されたが、明暗を分けた。ロクに使って貰っていなかった印象だが、意外と投げている。

１４位　葛西稔　投手　阪神　51試　１勝３敗　3.81　241三振
今年も、連投につぐ連投で、またも５０試合登板を超えた。流石に、出来過ぎた昨年の再現とはいかず、例年通りの成績に。ノムさんが来たので、更に、使い潰される危機が訪れた！

１５位　川崎憲次郎　投手　ヤクルト　29試　17勝10敗　3.04　94三振
故障から復活したが、いつまでもつやら…と思いきや、ミンチーに続く２００投球回数を突破する力投で勝ちまくり、初の最多勝に輝き、沢村賞まで獲得した。このツケが、果たして、来年に響くかどうか…。こんな活躍は２度と出来るか分からん、と契約更改でも必死！

１６位　谷佳知　外野手　オリックス　132試　.284　10本　45点　１盗　12犠
それなりに好選手ではあるのだが、走らないわ、パンチ力に欠けるわで、いまひとつ、特徴に欠ける。今年は、完全にレギュラーに定着を果たしたものの、代わりがいないだけと言う説も…。

１７位　鈴木貴久　外野手　近鉄　108試　.273　５本　36点　４盗　６犠
水島漫画では、相変わらず、４番を打ったりして、大活躍。全然凄くはないのだが、切り捨てる程ひどくもないからと、未だに、１１０試合も出場させている辺り、近鉄の若手への切り替えの下手さ加減が窺える。

１８位　芝草うちゅー　投手　日本ハム　25試　７勝11敗　3.90　44三振
甲子園のアイドルも、間もなく三十路に突入。例年と比べると、比較的マシな成績なのだが、これでもマシと言う辺りが、悲しい。このまま、それなりの数字止まりで、ロートルと化していくのか！？

１９位　長谷川昌幸　投手　広島　１試　０勝０敗　36.00　２三振
来そうで来ないうちに、もう３年目。オープン戦では、開花を予感させたが、終盤戦での唯一の登板時もメッタ打ち。結局、また来なかった。

２０位　坪井智哉　外野手　阪神　123試　.327　２本　21点　７盗　４犠
オープン戦での好調ぶりも、シーズン序盤の中途半端な使われ方に、一時は、忘れられかけたが、川上、高橋、幹英に疲れが見え始めた夏場に打ちまくり、一躍新人王候補に。関西記者票が流れるかと思いきや、新人王レースは惨敗に終わったが、２リーグ制導入後の新人最高打率、球団新人最多安打など、次々と新人記録を塗り替えたのは立派。

２１位　久慈照嘉　二塁手　中日　122試　.249　０本　18点　７盗　38犠
李やら南渕やらと、ショートばかりが集まってどうなる事かと思えば、立浪をセカンドから外野に追いやってしまった。関川共々、前から中日にいた様な顔で、昨年同様の成績を残した。

２２位　小笠原道大　捕手　日本ハム　71試　.302　１本　９点　１盗　１犠
昨年、内野登録で捕手をやらされたかと思えば、捕手登録で臨んだ今年は、途中から野口が来てしまったので、田口がぶっ壊れても、マスクをかぶらせて貰えなかった。鬱憤を晴らすがごとく、左の代打として打ちまくり、打率３割をキープ。もう少し使ってやれ…。

２３位　佐竹学　遊撃手　オリックス　62試　.200　０本　10点　３盗　６犠
ルーキーイヤーの昨年は、一軍登録後即スタメンで４安打を放つ、会心のデビューを飾ったが、その後は、パッとせず、今年は、更に、影を潜めた。

２４位　度会博文　外野手　ヤクルト　85試　.263　４本　12点　１盗　９犠
ファームで２年連続３割を打ちながら、干されていた５年目の新人王資格保有者。宮本被告の謹慎期間の穴を埋める活躍をしながらも、名前が珍しい事くらいしか話題にならなかった感はあるが、実質１年目としては、上々の出来。

２５位　本西厚博　外野手　阪神　42試　.135　０本　５点　３盗　２犠
鉄壁の守備を誇るベテランながら、オリックスを追われ、今年は、阪神でも干された挙げ句に、戦力外通告。「俺をクビにするくらいなら、他にクビにするべきヤツがいるやろ！」と痛い所をついたが、外様に冷たい阪神には無駄であった。結局、かつての恩師、上さんに拾って貰い、再起をかける！

ドラフト外　金村暁　投手　日本ハム　31試　８勝８敗１Ｓ　2.73　85三振
昨年、優勝目前の西武から完投でプロ初勝利をあげて、自信をつけたか、今年は、序盤に先発、抑えと活躍。終盤は、ビックステーキ打線の沈黙により、勝ち星にこそ恵まれなかったが、好投を続け、最優秀防御率に輝いた！

ドラフト外　副島孔太　外野手　ヤクルト　107試　.266　８本　38点　２盗　７犠
昨年、ファーム最高出塁率の実績を引っ下げて、一軍定着を果たした。巨人・高橋の桐蔭学園時代の先輩で、３，４番を打っていた事もあり、高橋との新人王争いが注目されかけたが、高橋は、川上しか眼中になかった！　結局、空前絶後のハイレベルな新人王争いにはついていけず、すっかり忘れ去られた。

投手	球団	正選手	野手	球団	守備
伊藤智仁	Ｓ		谷繁元信	ＹＢ	Ｃ
ササキ様	ＹＢ		山崎武司	Ｄ	１Ｂ
ドミンゴ	Ｇ		Ｊ・フランコ	Ｍ	２Ｂ
織田裕二	Ｔ		萩原淳	ＢＷ	３Ｂ
Ｔ・ブロス	Ｌ		田中幸雄	Ｆ	ＳＳ
戸叶尚	ＹＢ		村松有人	Ｈ	ＯＦ
葛西稔	Ｔ		谷佳知	ＢＷ	ＯＦ
川崎憲次郎	Ｓ		鈴木貴久	Ｂｕ	ＯＦ
芝草うちゅー	Ｆ		マルちゃん	Ｌ	ＤＨ
長谷川昌幸	Ｃ
		控野手	小笠原道大	Ｆ	Ｃ
			坪井智哉	Ｔ	ＯＦ
			久慈照嘉	Ｄ	２Ｂ
			佐竹学	ＢＷ	ＳＳ
			度会博文	Ｓ	ＯＦ
			本西厚博	Ｃ	２Ｂ
金村暁	Ｆ	ドラフト外	副島孔太	Ｓ	ＯＦ