飛行機


座席

 座席に関してはサイアク。2列・5列・2列になっているのだが、行きも帰りも5人席の真ん中だった。単独で移動したので両隣とも見知らぬ外国人。しかも座席に座っているというよりは挟まってるカンジの人がいたりするんだなこれが。 当然、トイレに行く時は2人の大人を通路まで立たせて出て行き、トイレから帰れば同じように通路に立たせて席に戻るわけだ。おかげで水分の摂取は出来るだけ抑制した。
 また、5人席の真ん中がさらに困ってしまうのは、ジュースなんかをもらう時だ。2時間に1回くらいスチュワーデスが"Would you like a drink?"といってやってくるのだが、左右両方の通路からやってくるので、どちらのスチュワーデスからもらったらいいのかわからない。スチュワーデスとの距離も遠いので、なかなか自然には目が合わない。故意に目を合わせようとするといかにも物欲しそうでいやだ。実際こんな感じで3回ほどジュースをもらいそびれた。どうせだったら3列・3列・3列にしようぜ。
 筆者も狭い座席には難渋したが、先の挟まっている彼らはもっと悲惨だ。一体旅客機はどの人種にあわせて作っているのだろうか? 寝る時にシートを倒そうとしたのだが、リクライニングの仕方がわからない。「これかな」と適当にボタンを押していたら「ピンポーン」と鳴ってスチュワーデスがやってきてしまった。実際はスチュワーデスが到着する前に別のボタンで解決してしまい、彼女には丁重に謝罪した。

隣人

 行きの隣が中国人だった(台湾人かも知れないが)。エリートビジネスマンといった感じで、彼が読んでいた書類のタイトルが「中国国情分析報告告書」だった。しかしこいつが傍若無人。おい、そこは俺のテーブルだ。勝手に物を置くんじゃない。新聞も小さくたたんで読みなさい。寝る時は電気を消すんだ。

お食事

 よく「機内食はイヤになる」「ブロイラーの気持ちが分かる」などというが、今回はそんな感じはしなかった。多分回数が少なかったせいだろう。12時間ほどのフライトで出る食事は3回(うち1回はおやつ程度)なので、むしろ物足りなかった。 でも食べるばかりでまったく動かないでいると胃がもたれてくる。今何が一番したいって、あー、屁こきたい。(でも幾度かリリースさせてもらった。スマン。)

映画

 行き帰りともに機内で映画を上映していた。どちらも洋・邦1本ずつ。
 いまさらだが「寅さん」を初めて見た。晩年の作だからだとは思うのだが、一体この映画にどんなパワーがあるというのだ? 初期の人気だけで綿々と続編が作られていったとしか思えない。逆に言うと渥美清氏が死ななかったら永遠に続いたんだろうな。
 「釣りバカ日誌」も初めて見た。これも西田敏行のキャラクターで持っている感じ。願わくば彼のエネルギーが尽きないことを。
 「GODZILLA」も見た。・・・ははは。感想は言えません。