D.I.Y.
主にバイク関連

ジェネレータ交換
レクチファイヤ流用!?



ジェネレータ交換
ジェベル250XCのステータコイル故障により交換することに。

元旦宗谷岬に向かう大晦日。バイクが始動不能になった。原因はプラグだったけど既に電装がおかしい雰囲気はあった。
グリップヒータが効かなかったりエンジン不調になったり、走っているとだんだんライトが暗くなったり。
帰ってきてからサービスマニュアルを元に電装系のチェック。
エンジン運転中の発電電圧(レギュレートレクチファイヤ出力)をチェック→6V!!!んなアホな。エンジン吹かすとたまに12V付近が出る。完全に発電系がおかしい。

レギュレートレクチファイヤ→正常
ステータコイル→コイル間抵抗は正常しかしボディアースと導通が!!駄目だこりゃ。

Webike!でステータアッシを注文。値段はなんと24000円(@_@)

まずはカバーをはずす。最初にスタータギアのカバーをはずす。ネジはプラス(嫌な予感)
案の定、全然外れない。インパクトドライバでも外れん。最終的にバイスプライヤではさんで回した。

ここにもネジがあります。



あとは順調にカバーのネジをはずしてようやく開いた。焼け焦げているかと思ったけど見た目は普通。
巻き直せないかと思ったけど樹脂でコイルが固めてあってとてもじゃないけどやりたくない。
やっぱり新品コイルに換えよう。

ステータコイル
線を束ねるタイラップは硬化して触るとポロポロ折れます。


このステータコイルを外すのがまたひと苦労。インパクトレンチ大動員。
やばそうなのでスタータギアカバーのネジとステータコイルの固定ネジを注文しておく。

新旧ステータコイル


新しいコイルと比較すると、
1.線の巻き方(束ね方)が違う。
2.コイルが樹脂で固めていない。
3.ステーの形状が変更(真中の写真のコイルの左下の奴)。
4.タイラップの色が黒から白に(やっぱりタイラップどめ)


コイルをケースに取り付ける前に古いガスケットはがし。
こいつが一番大変なところ。スクレーパーでガリガリはがす。この作業に2時間ほど。

あとは新しいガスケットを取り付け(はさんで切れやすいので注意。構造的欠陥?)て完成。
エンジンオイルを交換して試運転。
エンジンオイルの漏れも無く大丈夫のよう。
問題の発電電圧(レギュレートレクチファイヤ出力)は13.9V@アイドリング
やったね!!

でもエンジンを回すと13.0Vに低下。レギュレートしてるけどやっぱり電圧低くないか?
次はレギュレートレクチファイヤ流用交換か!?

レギュレートレクチファイヤ
ジェベル250XCのレギュレートレクチファイヤは弱い。レギュレート電圧が低くバッテリもいつも弱り気味。
そこで他社のレギュレートレクチファイヤを流用してみよう。 ヤフーのオークションでレギュレートレクチファイヤを落札する。とりあえずゼファー用とZRX用。どちらも1500円以下。
カワサキを指名買いではなくて走行中に触ると熱くなってることが多いので容量の大きなものを選択したら安いのがカワサキ用ばかりだっただけ。 どちらも新電元製。

レギュレーター比較
左:DR250R(ジェベルと同じ)
中:ZRX用
右:ゼファー用

比べてみるとZRX用なんか馬鹿でかいなぁ?400用じゃないのかな?コネクタ形状は3とも同じ6極角型。
ピン配置も同じようだ(カワサキ車用はセンシング用に1本線が多いけど)

型番
ZRX SH650-12
ゼファー SH548-12
DR250R 良くわからん(13E0はDR,ジェベルの型式)

新電元の製品はどこかに新電元のマークが必ず入っているからDR250R、ジェベル用は新電元製じゃないね。サンケン製かな?
ネジのピッチはゼファー用がノーマルより少し狭くてZRX用がちょっと広い。削れば何とかなるはず。ZRX用のケーブルはノーマルと同じ長さ。
とりあえずこれを使うことにする。

(続く)