2005サハリンツーリング2
8月11日 稚内→コルサコフ→ユジノサハリンスク 天気:晴れ
朝起きると、天気も回復していて絶好のツーリング日和だ。
出発前に恒例のDEEさんが記念撮影をしてくれる。
宿泊センター樹前
宿泊センター樹前
宿泊センター樹前
右ががDEEさん。
セイコーマートで朝食を買い、通関手続きをお願いしている日本通運稚内支店へ。
朝8時半に日通に行くと、いつもみんな体操をしている。今回も体操していた(笑)
合同庁舎でバイクの確認を行い、通関手続き終了。
合同庁舎前
その後、国際旅客ターミナルに向かい、乗船手続きと出国手続きを行う。
US$両替をしていない高橋君は初めての外貨両替に駅前の北洋銀行に行く。おいらも日本円の残金が少ないので銀行で下ろす。
今回のバイクはうちらをを含んで6台らしい。
アインス宗谷
へ乗る。ここも重機などを載せるためか改修されていた。
アインス宗谷 。バイクはここから。
アインス宗谷 。人間はここから乗船。
乗船したら、とりあえずビール(免税100円)を買って甲板へ。
そろそろ出港
あっという間に稚内から離れていく
エンジン君ビデオ撮影中
乗船したら重要な書類書き。普通の旅行者が書く税関申告書、出入国カード以外にバイクの通行許可書と持ち帰り誓約書も書かないといけないのでちょっと大変。
船内で書類を書く。
バイクがあるから他の人よりたくさん書かないと
そしてお待ちかね?のお弁当。
国際航路なので飛行機と一緒で食事が付きます

幕の内弁当だけど
そのあとはすることがないのでフェリーでごろごろ。今年は波も穏やかでまったりできる。
サハリンが見えてきた
船内では船の入国手続き?のため準備が始まる
コルサコフ港に到着し、恒例の国境警備隊の検査。フェリーのロビーに机が並び、フェリーの通関手続き。普通の旅客はフェリーの通関が終われば下船できるがバイクがあると、余分な書類作りが増える。今年から車両をロシアに持ち込んで走行するには自動車保険加入が義務付けられたのでバイクはまだ持ち出せない。
バスに乗ってコルサコフ港港湾事務所でロシア入国手続き。手荷物検査する前に別室に呼ばれて保険加入の手続きフェリー内で書いた書類は参考にするだけで、あらたに書類を作成。税関申告書を1枚だけ必要だった。保険代をUS$11支払って保険に加入。さらに書類に何枚かサインして、ようやく車両通行許可証をゲットした。
ロシアの自動車保険証。この他に車のウインドウに貼る保険のシール、事故の時のアンケート?、規約の冊子、領収書などがセット。

正規の車両通行許可証。
帰国時に返却する。
通行許可証を取得したのでバイクをアインス宗谷まで取りに行く。アインスにバイクを取りに行こうとするのに、ゲートのおばちゃんはどこかに電話しようとしている。他の船(貨物船?)の乗員リストを見せてこれか?とか聞いてくるけど、俺らはアインスに行きたいんだってば!って話してたら助っ人参上。サハリンで日本語通訳兼ガイドをやっている文さん(2002年にオハで会った)が今回、うちらとは別でサハリンツーリングに来たドリキン(俺らが勝手につけた)さんの送迎で来ていて助けてくれた。荷物は港のゲートの部屋に置かせてもらった。
無事にバイクも受け取り完了して出発準備
明るいうちに出発準備が終わって良かった。コルサコフから5台でユジノサハリンスクを目指す。コルサコフ市街で橋が通行止めになっていたけど、バイクだからそのまま車止めをよけて渡る(汗)そのご順調にユジノサハリンスクに到着。
ホテルモネロンにに、チェックインして荷物を部屋に入れる。まずはスタヤンカ(駐車場)探し。昨年までの駐車場は潰れたそうなので天使ライダーさんに聞いていた美術館の裏の駐車場に行くがНетと断られる。ぐるっと市内を回ってモネロンに戻ってくるとドリキンがいて、駅の南側に駐車場があることを教えてもらう。助かった。早速バイクを置きに行く。代金は1台70ルーブルだった。
モネロンの前で。
バイクを置いたら飯だと、カフェベルチェルニまで歩いていくが、2時まで営業しているはずがCloseだと断られる。駅前のレストランは既にディスコと化していて駅前まで音楽がガンガンに鳴り響いていたから生演奏の無い店を選んだのに(汗)
駅前まで戻ってきて、仕方が無いからモネロンのレストランででも飯を食うと思ったら、またもや閉店だと断られる。
仕方が無いのでみんなに100ルーブルずつ渡して、マガズィーンと路上のピロシキ売りから買って道端で飯を食う。
晩御飯は道端で
ユジノの駅前は再開発で大幅に変わっていた。モネロンの前の道はキオスクなどが軒並み撤去されて、歩道もレンガ敷きに変わっていた。市内の街灯も整備され夜でも煌々と明かりを放っている。
駅前のSLはそのまま。
走行距離:4.5km(北海道) 43.4km(サハリン)