大モンゴル展にて.ゲルはちょっと匂うけど遊牧民の生活もいいなぁ.
あとはひたすら襟裳岬に向かって爆走.延々と同じような景色が続く. そして襟裳岬に到着.風の館とか言う強風を体験できる施設があったが入場料が高いのでパス.そして岬の先へ.
襟裳岬は風が強くて気持ちが良かった.かなり観光地化してるけど.
襟裳岬の売店を見渡すが売ってるものが驚くほど高い.ウニまで誇らしげに売っている(太平洋岸はウニが取れるところが少ない上に日本海側に比べ味が落ちる). それも日本海側より高い.やっぱり観光地は駄目だなぁ. しばらく岬で遊んでからお土産にと漁協の昆布直売所を探すが見つからない.諦めて先に進むことにする. 襟裳岬から先の道は山がすぐ海岸まで来ており風も強い. この道は完成するまでにかなりの金額を使って作られ, 道を全て黄金で敷き詰められるくらい掛かったとのことで黄金道路と言うそうだ.記念碑があったので記念撮影.
黄金道路の記念碑の上でちょっと罰当たり.
この辺は海の側で風も強いので海水が霧の様に舞い,ヘルメットのシールドがすぐに曇る. それもかなりベタベタしていて白くなってしまう.おまけに日高山脈の陰になって日が当たらない. 結構不快になってくる.しばらくシールドの白濁に悩まされながら進むとフンベの滝に到着.
フンベの滝.岩から水が噴き出しています.冷たくて気持ちいい.
フンベの滝で水分補給!?とシールドの汚れを落とし出発.国道336号は海沿いを離れ内陸に進む. この道はナウマン国道と言うらしい.何でもナウマン像の化石が発掘されたとか. 近くにナウマン像記念館があったが飛ばしていたのでパスしてしまった. 忠類あたりからアップダウンが結構ある豪快な道になる. それも牧場の間を縫うように走っていて下手な峠より豪快に走れる. しかし道が切り通しみたいな感じなので景色はあまり見えない.途中で止まって切り通しの上に登ってみる. 結構牧場が広がっていて気持ちいいです.ちょっと失礼して柵を超えて丘の中腹くらいまで歩いてみました. 乾燥した牛糞が落ちてました(笑)
夕日の中の牧場.もう秋の雰囲気です.
バイクに戻り本日のキャンプ地を決める.場所は茂岩山公園キャンプ場に決定.近くにハルニレの木があるので決まった. 国道336号を離れ道道318号へ.少し走っていきなり工事中のダートになる.そんなに長くないだろうと進むと延々とダートが続く. 結局10km位ダートでした.すごく疲れた.そしてキャンプ場到着.早速テントを張り飯の準備を始める. メインの肉は無事でした.少し肉汁が出てレインウェアが湿っていました. レインウェアは一応水で洗ってキャンプ場にある滑り台に干しておく. そして米を炊きジンギスカンの始まり.肉の量はかなりあり二人で食い切れないくらいある. 何とか2kgの肉と野菜を平らげ十勝ロイヤルホテルに入浴に行く.熊と鹿の剥製がありました.
野生の熊は見たこと無いなぁ
本日の入浴:茂岩山温泉(有料)
とても良い雰囲気のキャンプ場.でもすごい霧.
霧は晴れないがかなり日が射してきたのでキャンプ場を出発.山を下ると晴れていました. そして本日第一目的地「ハルニレの木」へ.道が判らず迷う. ハルニレの木への看板は至る所にあるのだが余りにも多すぎて迷う.コンビニで道を聞いて無事到着. 河原にぽつんとそれはありました.
これが初代「この木何の木」の日立の木.洪水にも耐えたすごい奴.
ハルニレの木のそばにポストがあってみんなのメッセージが書いてあるノートが置いてある. それに記帳して十分ハルニレの木を満喫した後出発.本別方面に向かう.途中で留真温泉に寄り道. 河原沿いのひなびた温泉宿ぽくて結構いい感じでした. 温泉上りに休憩所でのんびりしていると,ここで大ニュース「ダイアナ妃の事故」を聞く. 世間から隔離されていたから非常にびっくりする.
一汗流して爆走再開,そして本別に到着.そろそろ飯時なのでガスを入れるついでにスタンドで飯屋を聞こうと, 2台別れて別のGSで聞く.俺が聞いたのは蕎麦屋で豚丼とかもある店.高井が聞いたのが農協の食堂. 協議した結果,豚丼の勝ち!で店に行く.店は東家と言って道を挟んで本別駅の反対側にある. 早速豚丼を注文.値段も安い(確か600円くらい)で味も抜群.お勧めです.
豚丼を食う高井.ここの店はお勧めです.
腹を満たして出発.足寄から国道241号を阿寒湖方面に進む.雌阿寒岳が目前に迫る. 途中でオンネトー方面へ.オンネトーは小さな奇麗な湖なんだけど水の色が時間によって変わるそうだ.
オンネトー.この後事件が..
高井のメットがバイクから転がり落ちオンネトーの土手にあった道?をつたって水没.
おいしいぞ!高井!
オンネトーから更に奥にあるオンネトー湯の滝へ向かう.駐車場にバイクを置いて歩いていく. ここは天然記念物に指定されたので二つの滝壷には入浴できないけど湯の沼は入浴可らしい. それも湯の沼には熱帯魚がいるらしい!?期待していくと確かにありました.熱帯魚?も,うじゃうじゃいます. でも湯の沼はぬるくて入浴はできないなぁ. 滝の方は豪快に流れているわけでもなく,滝壷に天然記念物になったもとのマンガンの結晶があってキラキラしていたくらい. 滝には入れないけど湯船があったのでそっちに入浴.ここもぬるい.おまけに苔みたいので底がヌルヌルしている. 横の排水路?には湯気が立つほどのお湯が流れているのに!?
オンネトー湯の滝.結構観光客が来て恥ずかしいんだこれが.
オンネトーをあとに阿寒湖畔へ.電話しておいたライダーハウスに到着. 薪ストーブが暖かい.銀鈴で散らし寿司?を鱈腹食い,スーパーで買い出ししてライダーハウスに戻る. そして酒を飲みながらライダーハウスのおじちゃんといろいろ話をする. フンベと言うのは鯨のことでそういう地名の場所は昔,鯨が上がったのかもしれない とか釧路の某ライダーハウスの噂とかビールをごちそうになって色々話す. 結局宿代より多くのビールをごちそうになってしまう.ありがとうおじちゃん.
本日の入浴:留真温泉(有料,露天有り),オンネトー湯の滝(無料混浴露天)