サハリンツーリング 2001 その1

8月6日
サハリン上陸

2001年8月6日 本日の天気晴れ

朝起きてテントの撤収。荷物をまとめて国際旅客ターミナルへ。日通の宮崎さんが来ていないので日通の稚内支店へ。通関手続きのお金を払って税関でバイクの通関手続きを行う。

稚内国際旅客ターミナルで乗船を待つ。

アインス宗谷に積まれたバイク

人間の出国手続きも終わってフェリーに乗船。今年は日本とサハリンの交流団体?の「平和の船」の人達と一緒だった。

見送りの人達。安井さんも来てくれた。

ハッチが閉まって出航

利尻礼文航路のフェリーとすれ違う。

出航してしまうと持ちこみ荷物の税関申告書を書くぐらいしかすることが無い。船内で免税のタバコと100円ビールを飲んでゴロゴロする。
そしてコルサコフへ入港。まず国境警備隊が船に入ってきて船の入国手続き。バイクもチェックされる。そのあと人間の入国手続き。昨年はバイクもバスの後ろをついて走っていったけど、今年は人間だけ先らしい。バイクを船においてバスに乗って旅客ターミナルへ行く。入国はビジネスビザだったので緊張するが無事OK。手荷物検査でテントを「これはなにか?」と聞かれるがロシア語のわかる女の人(あとで千葉大の教授と判明)がキャンプ道具だと話してくれてすんなり通れた。他人の親切に心から感謝。人間の入国が済んで次はバイクだ。一人だけバスでフェリーまで戻る。バイクに乗って旅客ターミナルまで戻り、バイクのチェックをして無事終了。これでサハリンを自由に走れるようになった。さっきの女の人は「私達はラーダに泊まっているからなんかあったら来なさい」と言ってくれる。ほんとに感謝。

荷物をバイクに積みツーリングスタート。まずはユジノサハリンスクへ向かう。途中の検問もフリーパスでユジノ市内に到着。まずはホテルを探さねば。

ユジノサハリンスクへ到着

まずは、駅前のルイバクホテルへ行って見る。あっさり満室だと断られる。駅前は駄目かとレーニン像の前で次のホテルを考えていると車が止まった。ホテルを探している事を告げるとサハリンサッポロとユーラシアを薦められる。ありがとうと言って別れるが、どちらのホテルも高いのでツーリストホテルへ行って見ることにする。ツーリストは昨年、西牟田さんが泊まって、ビザのレジストレーションもしてもらったらしいから多分大丈夫だろうと行って見る。ツーリストにつくとフェリーであった「平和の船」の人達がいて「これはヤバイかも」と思いつつ聞いて見たが、ツーリストも空きは無いと断られてしまった。ガーン。隣のオリエンタルホテルも空きは無し。困っていたら平和の船の通訳の人にガガーリンホテルを薦められる。行って見るかと場所を聞いていると、ノマドのIさんが部屋が余っているからと都合してくれることになった。ラッキー。パスポートを出すとビジネスビザだからレジストレーションは出来ないと言われる。ありゃ!昨年、西牟田さんがしてもらったのに何故駄目なんだろう。なんでもビジネスビザの場合は招聘した団体がレジストレーションする義務があって、ホテルでする場合はその団体からのレターがホテルに来ていないとダメなんだそうだ。うーん困った。

でも本日の宿は確保できたし、レジストレーションはまあいいか。バイクをホテルの正面にとめようとしたらダメだと言われる。昨年は駅前のホテル前で大丈夫だったからと言っても危ないから中にいれろと言われる。結局ホテルのレストランマネージャーの部屋に置かせてもらうことになった。バイクを裏口からホテル内におして普通の部屋に置くことになった。

本日の宿:ツーリストホテル 230p(約920円)バイク保管代150p(約600円)
本日の走行距離:3km(北海道)49.1km(サハリン)


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