冬季北海道ツーリング2004-2005
その6
2005年1月3日
2004年1月3日 羅臼→阿寒湖
7時過ぎに起床。工事車両が通るのにバイクが邪魔であんちゃんがバイクを移動するのをテントの中から観察する(笑)
あんちゃんがバイクを動かし終わったらテントからでた。今日の予定はみんなばらばら。テントをたたみ、あんちゃんは熊の湯へ。おいらは今回の秘密兵器のスキーシューでトレッキングに出かける。
目指すは熊越の滝!
今回の秘密兵器「スキーシュー」
通行止めの知床横断道路のゲートをくぐり、工事車両が通るので除雪された圧雪路をスキーを履いて歩く。
工事現場は知床大橋(羅臼の)の工事で知床大橋まで除雪されていた。
知床大橋の先の覆道の入り口には見事なつららができていた。自然でつららは珍しい。
覆道の入り口につらら
熊越の滝は知床大橋を渡ったところに入り口があり、看板もある。もう少し雪が降ると看板も埋まってほんとにどこにあるのかわからなくなるところだった。
熊越の滝の看板
本来なら滝まで木道が整備されているのだけど、雪に埋もれてまったくわからない。人が歩いた後があったので多分滝に向かうのだろうと検討をつけて足跡をたどって行く。
結構雪がある
足跡は何方向かに別れているので一つづつ追跡する。(笑)
森の中は静かで雪面には鹿や狐?うさぎなどの足跡が点々と続いている。
林の中から知床大橋
足跡をつけていくものの、ことごとく途中で引き返していて滝にはたどり着けない。
滝と言うくらいだから川沿いのはずなんだけど、崖の上に出たりしてどこに滝があるのかわからない、
雪が溶けてる?
温泉でも湧いているのか?
結局、1時間ほど探索して熊越の滝は発見できず、今回の探索は終了。
知床大橋まで戻り、ゲートに戻ることにする。
スキーを履いて歩いていると、前方から山スキーヤーとボーダーが二人歩いてきた。挨拶すると行けるところまで行くとのこと。きっとかなり山の上まで行くんだろうな。おいらには体力的にまだ無理だけど、いつかは知床岬までスキーで行くのだ(笑)
10時30分頃ゲートまで戻ってきてスキーを仕舞い、羅臼の街へ降りる。あんちゃんは既に居なかった。
街に下りたら知床倶楽部へ。知床倶楽部に行くとさっきバイクが来たとのことだったのできっとあんちゃんだろう。
コーヒーを飲み、ハモ丼を食べてオーナーと雑談をする。
知床倶楽部(たべ処いわみ)でハモ丼
12時頃知床倶楽部をあとにする。羅臼から標津まで道はオールウェット。気温はプラスだけど空は雲が立ち込めて雪が降りそうな感じ。標津のセイコーマートで休憩、スタンドでガスを入れて中標津に向かう。国道はウエットなので途中で町道や道道を走り、開陽台へ向かう。走っていて東西へ向かう道はアスファルトが出ているところが多いが南北に向かう道は圧雪なのを
発見。風向きや日の当たり方の性だと思うけどなんか不思議。
13時30分頃開陽台に到着。バイクも観光客も一人も居ない。
開陽台より南方向
開陽台より西方向
開陽台より北方向
テントはもちろん無し(笑)
斜里岳は雪雲に包まれて見えなかった
開陽台のトイレで暖まっていると2ストのエンジン音が何台か近づいてきた。窓からヘルメットのようなものが見えたのでバイクが来たと思っていたけど駐車場に入って来ない??
表に出てみたらスノーモービルのツアー?で数台のスノーモービルが牧草地を登ってきていた(汗)
開陽台より西方向
開陽台をあとにして屈斜路湖を目指す。道は相変わらずウェット。15時過ぎにコタン温泉に到着。
さっそく入浴する。
コタン温泉
コタン温泉はちょっと温かったけど白鳥を眺めながらゆったりつかった。
きもちいいい。
和琴方面
今年は氷が少ない
コタン温泉をあがって阿寒湖を目指す。さすがに阿寒横断道路は圧雪だろうとビデオカメラをセットして走り始める。
行けども行けども路面はアスファルト。
いつも1m以上の雪がある双湖台付近も双岳台も、なんとびっくりほとんどウェットでアスファルトだった。センターラインもほとんどの区間で見えていてつまらないビデオが撮れてしまった(泣)
16時50分頃阿寒湖に到着。セイコーマートで買出しをしてライダーハウスへ向かう。
なんとバイクが1台。いわやんでした。
山本さんは例年のごとく新年会で酔っ払って睡眠中だった。
越冬している人といわやんと雑談していたら山本さんが起きてきた。
食事を御馳走になったりしてるとエンジン君からメールが来たので阿寒湖に呼び寄せる(笑)
エンジン君も阿寒湖に来たのでみんなで雑談しながら過ごす。
ライダーハウスは蒔ストーブで最高に暖かい。半袖でビールを飲む。外の気温はなんと+2℃。GWでも氷点下だった阿寒湖なのに。
こうして夜は更けていくのであった。
本日の走行距離:202.8km
本日の温泉:コタン温泉(無料露天)