M.IのMIDI−FAQ


Q:MIDIってなんですか?
Q:MIDI音源ってなんですか?
Q:MIDI音源にはどんな種類があるのですか?
Q:再生できません。何か必要なものはありますか?
Q:MIDIデータを作りたいのですが、どうやって作るのでしょうか?
Q:ドラムしか鳴りません。どうしたら鳴りますか?
Q:MIDIファイルをダウンロードしたいのですが、どうしたらよいのでしょうか?
Q:以前はダウンロードできましたが、今はなぜできないのですか?
Q:こちらのMIDIを自分のサイトに使いたいのですが、どうしたらよいですか?


Q:MIDIってなんですか?
A:そもそも「MIDI」というのは規格の名前です。電子楽器での情報のやり取りを行うための決まり事を世界的に標準化したものです。MIDIで伝送されるデータには「」自体は含まれていません。どの高さの音をどの音色どんな長さどんな音量で鳴らすか等の情報を扱っています。この情報を格納したものが「MIDIファイル」です。
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Q:MIDI音源ってなんですか?
A:MIDI音源とは上記MIDIデータの情報を元に実際に音を出す装置です。楽器のキーボードから鍵盤をとったものと説明されたりもします。MIDIデータ(MIDIファイル)を再生するにはこのMIDI音源が必要不可欠です。MIDI音源には後述する規格の違いの他にハードウェア(外部)音源ソフトウェア音源に分かれます。ハードウェア(外部)音源はその名の通りPCに周辺機器として取り付ける音源です。対してソフトウェア音源はパソコンのCPUを使ってソフトウェアで音を出すものです。一般的にソフトウェア音源は安くハードウェア音源は高価ですが、ハードウェア音源の方が格段に音質は良いです。また、通常サウンドカードにはMIDI音源が内蔵されています。付属のドライバやソフトウェアをインストールすることでそのMIDI音源が使用できるようになります。下記FAQ(Q:ドラムしか〜)にあるプロパティ画面に選択できるMIDI機器が無い場合はソフトウェアMIDI音源をインストールするか、外部音源を接続し、ドライバをインストールしなければなりません。
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Q:MIDI音源にはどんな種類があるのですか?
A:MIDI(ファイル)は基本的に演奏情報しか標準化されていません。音色番号やエフェクトなどはメーカー、音源によりさまざまです。音源によってはギターの音で鳴っていても別の音源で再生するとトランペットで鳴るということもあります。そこで音色番号、音色のニュアンスを世界標準規格としたものが「GM」という規格です。GM規格に基づいて作成されたMIDIファイルはGM規格の音源で再生した場合、最低限の再現性のある演奏を再生できます。さらにこのGM規格を拡張したものに楽器メーカーローランドが提唱した「GS」規格、同じく楽器メーカーのヤマハが提唱した「XG」規格があります。これもGMと同様最低限の互換性でしかなく、事実上MIDIファイルを作成した音源と同じ音源でないと作者の意図した通りの演奏はできません。GS、XG規格の代表的な音源は以下のようなものがあります。

GS音源CM-500(300),SC-55(mkII),SC-88(VL,ST),SC-88Pro(ST),SC-8850(8820)
XG音源MU50,MU90,MU100,MU128,MU2000(1000)

ちなみに当ページのMIDIファイルは「SC-88、SC-88Pro」規格?です。その他の音源で再生した場合はドラムが変な音でなったり、パート毎のバランスが崩れたりします。
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Q:再生できません。何か必要なものはありますか?
A1:MIDIデータの再生にはMIDI音源が必要になります。またハードウェアのMIDI音源の場合、音はパソコンからではなくMIDI音源から出力されますので、パソコンのLINEINやスピーカ(アンプ)等に接続しなければなりません。さらにMIDIファイルを再生するプレーヤーが必要です。「M.IのMIDI」ではMIDIファイルの再生にはブラウザのプラグインを使用しています。InternetExploereであればメディアプレーヤーが標準でインストールされます。また、Netscapeも独自のプラグインがインストールされると思います。その他のブラウザやUNIX等では別途プラグインをインストールする必要があります。

A2:Norton Internet Security等のセキュリティーソフトがインストールしてあると参照元不明などのエラーが表示される場合があります。再生ページではMIDIアクセス解析と参照元ページのチェックをしています。この参照元ページが通常であれば通知されるのですが、上記ソフトがインストールされていると参照元を隠蔽してしまいます。設定で通知させるようにすれば正しく再生されるはずです。
〜Norton Internet Securityの設定の仕方〜
拡張オプションのサイトの追加で「airnet.ne.jp」を追加し、参照元を「許可」にしてください。
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Q:MIDIデータを作りたいのですが、どうやって作るのでしょうか?
A:MIDIデータを作るのに最低限必要なものが「音源」、「シーケンスソフト」です。音源については上記の通りいろいろあります。シーケンスソフトもフリーのものからプロが使用するものまでさまざまです。当ページに来てるということは既になんらかの音源をお持ちだと思います。とりあえず作ってみたいという方はそれで十分です。シーケンスソフトはその入力方法によっていくつか種類があります。まず音符を五線譜に貼り付ける「スコア入力」、音符を音の高さ、長さ、音量という値を直接入力する「ステップ入力」、MIDI端子のあるキーボード(鍵盤)から入力する「リアルタイムレコーディング」等があります(呼び名はソフトによって異なる場合があります)。また、MML(MusicMacroLanguage)言語によるMIDIファイル作成もあります。これはテキストデータにMMLで記述した演奏データをMIDIファイルにコンバートするものです。MMLはC(ド)、D(レ)、A(ラ)等で音階、後ろにつけた数字で音の長さを表したものです。一概にどれが良いとは言えませんが、見た目で分かりやすいスコア入力が初歩としては良いかと思います。コピー曲をやる場合、M.I的に絶対必要なものが「スコア(楽譜)」ですが、そのスコアと同じように画面上の五線譜に入力すればそれなりに鳴ります。スコアは楽器屋(一部レコード屋でも)などで売られています。
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Q:ドラムしか鳴りません。どうしたら鳴りますか?
A:OSがWindowsで使用するMIDIデバイスが「Microsoft GS Wavetable SW Synth」となっているとドラムしか鳴らないということがあります。コントロールパネルのマルチメディアで別のデバイスに変更して下さい。別のデバイスが無い場合は別途MIDI音源が必要になります。
たぶんこの辺の設定が出来ていないと言うことはあまりMIDIに詳しくない方だと思います。音源に関してもSC-88とかSC-88Proではないと思いますので、例え鳴ったとしてもこちらの意図していない音色であったりバランスで再生されてしまいます。

Windwos98の場合
Windows98

Windows2000の場合
Windows2000

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Q:MIDIファイルをダウンロードしたいのですが、どうしたらよいのでしょうか?
A:できません。というのは正確ではなく出来ますがしないでください
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Q:以前はダウンロードできましたが、今はなぜできないのですか?
A:2001年7月からインターネット上で音楽ファイルを扱う際に使用する曲がJASRAC(日本音楽著作権協会)で管理されている場合、著作権使用料の支払いが必要になりました。ダウンロード形式、ストリーム形式で使用料が違うのですが、うちにある曲をすべてダウンロード可能とした場合に支払う使用料は10曲1万なので8万円以上になってしまいます。とても個人で運営できる金額ではありません。ストリーム形式の場合は10曲以上は一律1万円となっています。現在はストリーム形式にし、年間1万円をJASRACに支払って運営しています。JASRACネットワーク課
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Q:こちらのMIDIを自分のサイトに使いたいのですが、どうしたらよいですか?
A:できません。本来ならば数多くの人に聞いてもらいたいのですが、上記著作権使用料が支払われていないサイトで再生されてしまうのは本意ではありません。各サイトで支払われているかどうかをチェックすることも無理な話なので、支払の有無にかぎらわずお断りしています。