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新田 一郎(にった・いちろう)

作曲家。編曲家。トランペット奏者。
1954年5月2日生。奈良市出身。
1971年、ヤマハ・ライトミュージックコンテストに出演したのをきっかけに、トランペッターとして活動を始める。
沢田研二やキャンディーズのバックをつとめたのち、日本初のブラス・ロックバンド「スペクトラム」を結成。
「新田一郎とホーン・スペクトラム」といえば、ブラスがめちゃめちゃかっこいいバンドとして人気だった。
'82年に解散、ソロ活動を続ける。
'86年に「代官山プロダクション」を設立。社長業、プロデューサー業の傍ら、作曲、編曲の仕事にも忙しいマルチクリエイターである。

80年代にコミックスやアニメのアルバムで印象的な仕事を残している。
特撮ファンには、このところ再評価の動きが盛んな「電脳警察サイバーコップ」、アニメでは、イメージアルバムを経てOVAの音楽も担当した「エリア88」、原作の怪しさを消してさわやかサウンドで彩った「ななこSOS」などが記憶に残る。
そして、忘れられないのが、「スケバン刑事」シリーズである。3作のテレビシリーズと2作の劇場版の音楽をすべて担当。映像と同様パワフルで気迫に満ちた音楽が、多くの少年(かつての少年も含め)の胸を熱くさせた。

新田一郎といえばブラス。歯切れのよいストレートなメロディにロックのリズム、それにブラスが炸裂するけれんみたっぷりのアレンジが心をゆさぶる。その比類ないカッコよさは、一聴"新田サウンド"と気が付く独特なもの。聴くだけで元気のわいてくる"燃えるサウンド"の後継者のひとりだ。
フジテレビ・スポーツニュースのテーマも有名。 '98/4/28 ('98/5/1)


だからキャニオンさま、CDセット「スケバン刑事 総音楽集」再発してください。おねげーしますだ。

マニアックですが、ゲイリー・アンダースン(サンダーバード)の「地球防衛軍テラホークス」日本版主題歌もこの人。カッコよかったです。
イメージアルバム「パタリロ」の音楽も、一部の人には人気あります。新田一郎は「新田パタイチローとたまねぎ部隊」なるバンドで登場。悪ノリしてます。 (猫)'98/4/28


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