選曲・構成担当者のこだわり&おすすめトラック
【腹巻猫】 (Disc1 担当)
Disc1は全部おすすめ!と言いたいところですが、中でも注目の曲を紹介すると・・・
まずは、初商品化となる「フランダースの犬」劇伴。たっぷり曲を入れたくて、5作品中もっとも多くの時間を割いています。ここはほんとに全部がおすすめ。OPの口笛メロアレンジや、チェンバロの曲など、劇中効果的に使われた音楽を収録しました。
すでにCDで商品化されている「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」については、落ち穂拾い的に初収録曲を集めて構成しています。中でも「あらいぐまラスカル」最終回で使われた「さよならをゆうときがきたね」のアレンジ曲、「ラスカル」のマスターに収録されておらず、どこかに未発掘のマスターが眠っているのでは・・・と思っていたら、意外なところから発見されました。詳しくは解説書に書きましたのでお楽しみに。また、「赤毛のアン」の劇中歌「はしばみ谷のネリー」を山田栄子さんの歌で収録できたことも大収穫でした。
「ペリーヌ物語」は、バンダイから発売されていたLDのボーナストラック音源で、主要曲はほぼ商品化済みですが、LDを買っていないファンのことも考慮して、重要な曲についてはLDとのダブりを意識せずに選曲しました。加えて初商品化曲も入れてありますので、LDをお持ちの方にも納得していただけると思います。
【秋葉卓】 (Disc2「七つの海のティコ」担当)
『ティコ』は全て初収録の音源で構成しました。全話見返して最も印象に残ったのが第26話でヒロイン・ナナミの亡き母・洋子さんが歌う「ぶらんこの歌」でした(CDでは林原めぐみ歌唱)。こういった曲はきっとアフレコ現場で即興でやったんだろうなぁなんて思っていたので、マスターに収録されているのを発見した時はもうガッツポーズ!! 時間の都合で1バージョンしか収録出来なかったのが残念です。そして第11話より、通称”ナナミ姫”がラムチョップを召し上がられるシーンの劇伴や、全編の縦糸であるヒカリクジラの歌も遂に収録です。
【柚之木美花】 (Disc2「私のあしながおじさん」担当)
リリース済み音源とのダブリを極力避けつつ、一つの「聴き物」として成り立つよう、音楽的な構成を今回は心掛けました。欠かす事の出来ない「ジュディのテーマ」は、「ハープバージョン」を収録。他、変わったところでは「リペット院長のえかき歌」を。若草恵氏による豪華な音楽で、ジュディの成長をまるで自分のことのように思い、見守ったあの日のことを、ぜひぜひ思い出して下さいませ。
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