最近、当ページが管理している某掲示板で、去勢・避妊、室内飼いについて

盛んに意見交換がありました。

私自身、去勢・避妊、室内飼いの推奨者として考えさせられることも多く、

良い勉強になりました。

しかしながら、猫の飼養について現状では、やはり去勢・避妊を施した上で

室内で飼養するのが最良の方法だろうなと再認識させられました。

いわゆる野良猫問題は本当に根深く、深刻な問題です。地域猫としての保護

活動をされている方も、様々な問題や葛藤に頭を悩ませる日々だと思います。

猫を嫌いではない人でも、自分の家の庭で排泄されたり、大事に育てている

花や家庭菜園などを荒らされれば腹が立つのは当然のことです。

それが原因で今まで猫のことなど気にもしていなかった人が猫に対する嫌悪

感を持たれることも少なくないようです。またその嫌悪感は猫好きの人に対

しても向けられてしまいます。

そこから人間同士の軋轢が生じてしまい、対立してしまうことも少なくあり

ません。

それらの問題を解決していくには、どう考えても去勢・避妊、室内飼い以外

に方法は無いように思え、同時に現時点での最善の方法だと思います。

御自分の猫を自由に外出させている方がいらっしゃったら今一度考えてみて

下さい。あなたの猫は誰にも迷惑をかけていないと思いますか?

「はい」と言い切れる方はいないはずです。外出した猫の後をついて回る方

は皆無でしょうから、その行動について全てを知ることはない筈です。

自分の猫が他人の敷地で排泄しているかもしれません、他人の愛玩動物を殺

傷しているかもしれません。それら全てにおいて責任を取れますか?

それが原因で自分の猫が虐待され、果ては毒殺されても平気ですか?

去勢・避妊を施していない猫は外出時に妊娠させる、妊娠する可能性が非常

に高いのです。

雌の場合は生れてきた仔猫をすべて自分で面倒をみるのであれば何の問題も

ありませんが、持て余して捨てたり、保健所に持込んだりする方があまりに

も多いのが悲しい現実です。(猫以外も含め年間推定70万頭)

雄猫ならば直接出産するわけではないので特に意識は低いと思いますが、ど

こかで雌猫を妊娠させて飼い主の知らないところで仔猫が生れているのです。

そうやって生れた仔猫はほとんどの場合ろくに育ちもせず、仔猫のまま死ん

でしまうのです。そして生き残った仔猫が野良となり、新たな問題を引き起

こす原因になってしまうのです。

どうかお願いです。

猫が好きで飼っていらっしゃるのなら、その猫たちを取り巻く環境を少しで

も良くしたいと思われるのなら、無駄な問題をこれ以上増やさないためにも、

外出を自由にさせてあげたいのなら、最低限去勢・避妊手術を施して下さい。

また、交通事故や怪我などを避けるためにも室内飼いにしてあげて下さい。

いつもいつも同じことを何度も言うようですが、飼い主にとっての最低限の

責任ではありませんか?

これ以上不幸な猫を増やさないように努力されている方がいる一方で、無責

任に増やしていては、いつまでたっても終わらないですよね。

8th February, 1999

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