石坂産業滑g張計画、都市計画審議会が「都市計画上支障なし」との議決。
付帯決議は。。。

2006年7月20日、埼玉県都市計画審議会(会長;土井幸平氏)において、周辺住民1268名が反対署名を出していた議案、石坂産業鰍フ廃棄物処理施設拡張計画が審議に付されました。

結果は、

都市計画上支障なし 賛成10名 反対1名 挙手なし1名 で、「支障なし」

そして、議の中で、付帯決議について、以下1)〜4)が提案され、時間切れのため、決議内容については会長一任!?という結果となりました。

1)住民に対し工場見学をさせること
2)住民に対し情報公開すること
3)周辺への環境影響への配慮
4)今回の許可量を限度とすること

また、反対者1名の反対意見を付して答申することが反対者より求められ、これについても会長一任となりました。

審議会というものは、行政の御用機関、とはよくわかっていましたが、、それにしても、この結論は、事務局いいなりの会長の責任が大きく、ひどい審議の進め方でした。

現地見学を
冒頭、高橋努委員(県会議員)より、

1、本件についての意見書等を当日配布とした会長の見解を求め、
2、現地見学をしてから審議に入るべきだ、

との意見がありました。これは、1268名の反対署名、約6団体からの要望書、くぬぎ山再生事業協議会会長らからの要望書などが全て、事前配布ではなく、当日配布とされたことについて、これでは、審議前に十分検討することができない点を指摘し、重要な案件だから現地調査が必要だとする意見でした。

 現地見学に賛同する神谷裕之委員(県会議員)の発言もあり、審議に入る前からもめました。

ここで、事務局が、会長に「休憩を」とご進言がありました。休憩が入り、その間、事務局と会長でなにやら話をしていました。

休憩後再開、委員数名が審議に入るべきとの意見を述べ、審議に入ることになりました。

その後、高橋委員他から、事務局に対し、建築指導課の判例と異なる対応、みどり自然課の考え、この拡張が他の事業者へ及ぼす影響(他の業者の申請も断れなくなる)、歯止めをどう考えるのか(拡張を重ねてきた点)などを質し、

これに対する事務局からの返答は、改善であり問題はない、拡張は、1.5倍まで法律上許される、他の事業者からの申請は今はない、などと、全く、納得のいかないものでした。

その後、高橋委員が、反対意見を述べました。

これまでの経緯、自然再生事業に逆行する点、住民の期待を裏切る点、拡張を重ね、他の事業者へ及ぼす影響など、大きな負担を県自らが背負い込むことになる点、等を指摘し、支障がある旨の反対意見でした。この反対意見は説得力あるもので、他の委員もそう感じたと思います。

そして、神谷委員が、住民からこれだけの意見が出されているのは事業者にも問題があるのではないか、これだけ議論があるのだから、継続審議を、と意見し、その場は、継続に、という雰囲気が支配し、継続になるか、と本当に期待した一瞬でした。

再び休憩

しかし、ここでなんと、再び、「休憩」。事務局の会長へのレクチャータイムが入り、

再開後、継続にしても状況が変わらないから継続する理由がないと、事務局がいい、続いて、継続に反対する意見、が出され、付帯決議をつける、との議論が始まりました。

上記4点が提案され、付帯決議つきなら賛成、との挙手をした人が6名ありました。と、ここで、委員1名から、挙手の取り方に異議があり、付帯決議なしで賛成だ、との意見がありました。

これまで全く黙っていた委員2名が、付帯決議なしで賛成、との意見を述べ、ここで、会場の都合で時間がない、との事務局からの発言。

付帯決議は会長一任へ

そこで、まず、支障があるなしで決をとりました。その後、付帯決議について、話合われるのかと思ったら、時間切れで上記のような「会長一任」という結果となったのです。

会長は事務局のいいなり。事務局は、付帯1)から3)については、なんら問題ない、としていました。しかし、4)許可量の制限は難しい、と答えていた。

一任された会長は、決議内容をどうするのか。石坂関係者も会場に来ていました。県は、事業者が今後、塀を取り払い、公開していく姿勢だ、と言っていましたが、それとは全く異なる実態があります。
公道を通るだけで、監視され、写真撮影は花木園も含め全てだめ、,という石坂の実態からかけはなれた県の言葉は、本当に、軽々しく、事務局の言うなりだった会長の言葉と共に、本当に空しいものでした。

 それにしても、専門家として参加する学識経験者らの委員らの殆どが欠席、出席した大学の教授も会議の間中一言も発言せず、でした。審議会委員だった所沢市長も欠席。審議会のあり方について考えさせられました。

読売新聞7月21日付け朝刊によれば、付帯決議は、住民への説明、環境配慮、として「支障なし」と、知事に答申する(都市計画課談)、ということでした。

ということで、周辺住民1268名の反対署名にも関わらず、本件が許可されるのは時間の問題です。なとかしたいと、心から思います。