サーミ族のお話を聞いた後は、お楽しみキャンプ地へ移動。かなり寒そう。。。
10/12 15:00
〜 バスでキャンプ地へ移動

暖かい服や帽子、手袋などを途中のホテルで借りて、キャンプ地へ。どんなところで泊まるのかメンバーは大変心配していましたが、湖畔に立派なテント風の小屋があり、中には暖炉もあって、安心。トナカイの皮をしいた上に寝袋にくるまって一夜を過ごすことになりました。

 天気もとても良く、オーロラが見えるかなあ、と期待。。。

立派な小屋を見て安心する人々

まず、釣りに挑戦。ルアー釣りだそう。ヒュン、と静かな湖に釣り糸を飛ばすのは、始めての体験でおもしろかった。さらに、はじめてから数分後に、いきなり大きな魚を釣り上げた人がいたのにびっくり。もしかして、一杯釣れるのかな、と期待しつつ、しばらく挑戦しましたが、そんなに甘くはなかった。やはり、釣り果ゼロで引き上げました。












それから、夕食のサケのローストをもらい、たき火を囲んで外で食べました。とても美味しかった。そのうち、暗くなり、湖畔にちゃんとある露天風呂とサウナに挑戦。レーナさんと2人で星空の下で入った露天風呂は本当に気持ちよかった。サウナは相当に熱く、お風呂とサウナを行ったり来たりしているうちにすごく暖まりました。スウェーデンではサウナ→湖へ、というのが伝統的なサウナの楽しみ方である、とビヨンくんが教えてくれましたが、湖はすごく冷たい。水温は何度くらいだったのでしょうか。

結局3人くらい、サウナ→湖の伝統的コースを体験していました。すごい。

その後、お酒も尽き、オオカミの声らしき声を聞き、トナカイの鈴を聞き、みんなで半球すべてが星に埋まる空を眺め、オーロラは多分見たことにして、そろそろ寝よう、と寝袋に入ろうとしたときに、オーロラらしいものが出ている、とのこと! 外に大慌てでまた出て、空にうすい緑に光る光の陰のようなオーロラが見ました。すごくきれいだった。これには感動。神様に感謝。

トナカイの皮も寝袋も暖かく、部屋の暖炉の火も絶えることなく誰かしらが薪をくべてくれました。朝の4時頃、目が覚めたので外へ出てみると、まだオーロラが空にありました。光が揺れて波のようにふるえてかたちを変え、まさに光のカーテン。流れ星もながれ、本当に感動的。しばらく見ていましたが、そのうち、光が弱くなり、全体がぼやっとして、消えていきました。本当に、オーロラが見れるなんて、と感動しつつ、ばちがあたらないように、ここに連れてきてくれた(来るのを認めてくれた)ありとあらゆるみなさんに感謝のお祈りをして、また少し寝ました。

オーロラの写真1、2,3え、見えない?


10/13

朝、外の葉っぱは凍っていた

 5時過ぎに目覚ましがなり、薄暗い中、荷物をまとめて、朝靄のなか、迎えに来たバスに乗り込みました。マーローホテルに向かい、冷たいシャワーを浴びて、朝食を食べました。オーロラを見たのは夢だったのか自信がなかった、と鍛冶さんが言っていた。真っ黒な写真を見せて、これがオーロラの写真、と近藤さんが言っていた。

途中の風景。おとぎ話の村のよう。

 スウェーデンの人が大好きなこけもも。おいしかった。こけももはどこにでも生えているということで、とって食べても許されるそうです。

 食べてみると甘酸っぱくておいしい。