不適正処理の実態写真集

 業者の処理実態を知ることは難しい。特に、カメラを持って処理施設周辺をうろつくと、身の危険を感じることさえある。けれど、百聞は一見にしかず、と言うとおり。住民が苦労して集めた業者の不適正処理実態写真集(提供 小林氏、湯沢氏)。まずはご覧下さい。

注)貴重な写真の数々です。無断で転用されることのないようくれぐれもご注意下さい。


くぬぎ山内の夜中の野焼き現場。土面に穴を掘り、囲いを付けただけの施設で野焼きを繰り返す。何度通報しても未だに撤去されないのはなぜ?

所沢市内の野焼きの現場。黒いのは焼却灰の野積みの山。ユンボのアームがすすけて真っ黒。

所沢市内の許可業者。届け出操業時間外の夜間まで煙を噴き上げ続ける。夜空に映える煙は絶景。大手建設企業からの荷を積む大型ダンプが終日道に連なる。排煙処理施設はサイクロン。これまで、何回かぼや騒ぎを出し、消防車が出動している。

民家のすぐ後ろで黒煙を出している所沢インター周辺の業者。隣接する民家では息もできないほどの黒煙が茶の間まではいってくるという。最近は行政機関が終業する午後5時過ぎや夜間、日曜日に多量の黒煙を出している。

県立高校の目の前で野焼きをしている。なぜ、こんな事が許されるのか。

くぬぎ山の業者。炉の蓋を開けてゴミを投入するときに真っ黒な黒煙を上げたところ。白く見えるのは、ゴミの山。この業者は感染性廃棄物中間処理の許可を持ち、医療系廃棄物を受け入れる。また、東京都の事業系一般廃棄物を受け入れているようだ。

くぬぎ山内業者に隣接する林が立ち枯れている。くぬぎ山はおおたかも生息する豊かな雑木林。その林の影に隠れるようにして10以上の業者が操業している。施設周囲の木々は相当のダメージを受けているようだ。

所沢市公立小学。すぐ隣に焼却炉とゴミの山が。左側が焼却炉の煙で煙っている。

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