石坂産業の新規拡張計画と

計画反対の意見送付のお願い

石坂産業が新規に廃棄物処理施設を設置し、大幅に規模を拡大しようとしています。
  
石坂産業の位置とこれまでの経緯はこちら

現在の施設を、全て入れ替え、新規の許可の必要な大規模破砕施設4基、許可対象外施設4基を入れ、廃棄物を扱う敷地も拡大しようと計画しています。

その結果、総許可量は、現在の880t/日から1230t/日に増大します。

この許可についての計画書(廃棄物処理業許可計画書、廃棄物処理施設設置計画書)が、この4月に埼玉県に提出され、現在審査中です。

<計画内容>

設置許可が必要な施設  がれき類、金属くず等破砕施設472t/日

がれき類破砕施設464t/日・木くず破砕施設157t/日

廃プラ紙、繊維くず破砕施設10t/日

その他         繊維屑、廃プラの破砕施設4.4t/日

廃プラ破砕施設3.76t/日

廃プラ、紙、繊維屑の破砕減容施設8.5t/日

圧縮梱包(廃プラ、紙、繊維屑)110t/日

8基を設置する、というものです。

この廃棄物処理法関連許可の際には、施設周辺200m以内に住宅がないため、地域住民の意向には関係なく、審査がなされています。そもそも現在の許可が違法であるという裁判が行われている間に、地域住民を無視したあらたな許可の審査がなされるのはたいへん遺憾です。

また、廃棄物処理法関連の許可に加え、都市計画法上の許可(建築基準法第51条ただし書き許可)も得る必要があります。この手続きはごみ処理施設等の設置について、特別に県の設置する都市計画地方審議会の議を経て認められたものに許可を与えるという仕組みになっており、建築指導課で現在、事前審査を行っています。こちらに対しても、異議を申し入れることが必要です。特に、くぬぎ山は自然再生地区として、今後、県税を投じて緑地が保全される地域です。その中に大規模な産廃処理施設設置を認めることは、都市計画上許されてよいはずがありません。

そこで、県と関係各市町村に対して、許可を下ろさないこと、また許可に同意しないことを強く要望したいと思います。以下に参考文を載せました。このままでも、もちろん自作でも、どなたでもかまいません。なるべく多くの県民、市民の声をFAX又はemailで行政に届けてください。よろしくお願いします。

      埼玉県知事宛 Fax:048-824-7345 a2840-02@pref.saitama.lg.jp
      埼玉県廃棄物指導課 fax 
048-830-4774 a3120@pref.saitama.lg.jp

      埼玉県建築指導課  fax 048-830-4887 a5510@pref.saitama.lg.jp

      所沢市 E-Mail 環境指導課 a9230@city.tokorozawa.saitama.jp 
             廃棄物対策課 a9146@city.tokorozawa.saitama.jp 
      三芳町 町長宛 'hisyo@town.miyoshi.saitama.jp'    


埼玉県知事 上田清司様

所沢市長  斉藤 博様

三芳町長  林 孝次様

三芳町の叶ホ坂産業の新規拡張計画に反対します

氏名            

住所            

三芳町の叶ホ坂産業が新規に廃棄物処理施設を設置し、大幅に規模を拡大しようとしています。現在の施設を、全て入れ替え、新規の許可の必要な大規模破砕施設4基、許可対象外施設4基を入れ、廃棄物を扱う敷地も拡大しようと計画しています。

その結果、総許可量は、現在の880t/日から1.5倍の1230t/日に増大します。これについての計画書及び審査申出書が、この4月に埼玉県に提出され、現在、審査中です。しかし、廃棄物処理法許可の審査では、施設周辺200m以内に住宅がないため、地域住民の意向には関係なく審査がなされています。また、建築基準法第51条但し書き許可の際にも住民の意見聴取手続き等がありません。

このような大規模な許可の審査を地域住民を無視したまま行うことは、たいへん遺憾です。規模を拡大することにより、あらたな汚染も危惧され、搬入車も増え、周辺の生活環境が大幅に悪化することが予想されます。

施設のある「くぬぎ山」は、緑地保全地区として、今後、県税を投じて保全を進める計画となっています。そのような地域に大規模廃棄物処理施設を許可することは、都市計画上も納得できるものではなく、県民として、許されるものではないと考えます。また、この施設は、所沢市の農業地域内にあって周辺には広大な畑が広がり、これ以上の環境悪化の被害をこうむってはならない地域です。

 そして、現在も石坂産業の許可の違法性を争って裁判が行われています。

 ぜひ、正しい判断にもとづいて御決断くださり、このような計画を退けてくださるようにお願いいたします。

また、万が一、この計画が都市計画地方審議会の議に付される場合には、この計画に強く反対する旨表明いたしたく、この意見書を審議会資料として添付するようお願いいたします。

補足意見