●とりとめない読書日記●

●ごみ問題・ダイオキシン編
「廃棄物紛争の上手な対処法」梶山正三 民事法研究会
 ご存知、ごみ弁連会長の梶山正三さんの題名そのものの内容の本。上手な対処をしたいものです。
「公害防止の技術と法規 大気編」監修通商産業省環境立地局
 大気汚染の公害防止技術管理者が読むそうである本。なんとなく分かったような気になれます。とても細かい字に圧倒されてしまう。
「新判 小型焼却炉」 三芳康彦 公害対策技術同友会
 小型焼却炉について、燃焼計算、仕組み、ばい煙防止技術などが分かりやすく書かれてあります。焼却炉の許可申請書の内容を理解するために・・・。
「産業廃棄物処理ハンドブック」厚生省生活衛生局産業廃棄物対策室編集
 難解な廃棄物処理法を少しでも理解するために・・・。県の担当者が持っていました。法、政令、省令、が3段組になっていて涙ぐましい。通達とかも収録されていて結構重宝します。
「ダイオキシン」宮田秀明 岩波新書
 ダイオキシンといえば宮田先生。ダイオキシンについてとても分かりやすくしかも詳しく書かれています。
「よくわかるダイオキシン汚染」 宮田秀明 合同出版
 同じく宮田先生の更に易しく説明されてあります。 
「ダイオキシンが未来を奪う」河村宏・反農薬グループ(1997)
 ダイオキシンについての歴史から、毒性までとてもわかりやすい。
「環境ホルモン」 環境庁リスク対策検討会監修 環境新聞社(1997)
 外因性内分泌攪乱化学物質問題に関する研究班中間報告書
「ごみ問題紛争辞典」 梶山正三監修 リサイクル文化社
 各地のごみ問題に関わる人たちの報告。とてもわかりやすく、元気づけられました。
「ダイオキシン・ゼロ社会へ」 藤原寿和 リム出版新社
 資料なども豊富でわかりやすく、資料に使わせていただきました・・・。
「廃棄物のやさしい化学」第。巻廃酸・廃アルカリ・汚泥の巻 村田徳治 日報
 汚泥を燃やす焼却炉を相手にすることになったので・・・
「化学汚染 しのびよる健康障害」泉邦彦 新日本新書
 化学物質の有害性等を知るために。
「ゴミと化学物質」 酒井伸一 岩波新書
 ゴミは得体の知れない化学物質で、その管理は大変だ・・・
「産業廃棄物のリサイクル」本田淳裕 (財)省エネルギーセンター
 産業廃棄物こそリサイクルできるものがあるのだなあ、と思いました。
「埼玉県環境関係法規集」 埼玉県環境検査研究協会
 埼玉県の環境関連の条例集。なんでもっと活かさないのかなあ。
●環境問題編
「大気の環境科学」鈴木静夫 内田老鶴園
 大気汚染物質について勉強しなきゃと思ったので・・・
「原発事故はなぜくりかえすのか」高木仁三郎 岩波新書
 原発と闘い続けた高木仁三郎さんの最後のメッセージ。心を打たれました。
「市民科学者として生きる」 高木仁三郎 岩波新書
 市民科学者がもっともっとたくさん生まれてほしい、と本当に思ってしまった。
「原発事故を問う」七沢潔 岩波新書
 原発事故は怖い。。。
「証言 水俣病」栗原彬 岩波新書
 言葉には言い尽くせない・・・
「水俣病は終わっていない」原田正純 岩波新書
「水俣病」原田正純 岩波新書
「環境税とは何か」 石弘光 岩波新書
 文字通り、環境税とは何かを知るために・・・
●法律編
「法とは何か」渡辺祥三 岩波新書
 憲法が人権を守るためにあるってはじめてわかりました。
「地方自治法」兼子仁 岩波新書
 地方分権のために・・・
「情報公開ガイドブック」三宅宏 花伝社
 情報公開請求をするときにとても役立ちました。非公開決定処分取消訴訟の時も・・・。
「ゴルフ場ストップ法的対応のすべて」 岩田薫 編著 リサイクル文化社
 各地でいろんな環境問題を法的に闘っている報告集。
「日本の憲法」 長谷川正安 岩波新書
●趣味の本
「シビル・アクションーある水道汚染訴訟ー」ジョナサン・ハー 新潮社
 トリクロロエチレンによる水道汚染からの白血病となってしまった人たちのために闘う弁護士のお話。実話を基にしている。とてもおもしろかった。これ以来法廷ものにはまってしまった。