東京都水道局羽村取水所 回答

回答日1999.8.25

所沢周辺処理施設へ委託する産業廃棄物排出事業者に対する公開質問状への回答

1、当地域に持ち込まれる貴社の排出廃棄物種類、量、それらの焼却量(年間)を把握し、その量をお教え下さい。
<回答>
 水道局では、多摩川から原水取水中に沈砂池に堆積した土砂を取水量の少ない1月〜3月に産業廃棄物業者との請負契約により浚渫しております。
 平成9年度は大徳技研工業株式会社が請け負い、浚渫し、同社が管理している最終処分地(狭山市堀兼2477-2)に排出いたしました。
1 排出廃棄物の種類:沈砂池の浚渫土砂(不燃物)
2 排出廃棄物の量 :272m3
3 排出廃棄物焼却量:  0m3
 なお、上記の通り、平成9年度に当局が搬出した廃棄物は、不燃物であることから、今回貴会が行っている公開質問状の主旨である可燃可能搬出物とは異なるので、本調査には該当しないことをご理解下さい。

2、 当地域の大きな問題は、畑や宅地のすぐそばにたくさんの焼却炉が立地している、ということです。そのような環境の中で貴社の廃棄物が燃やされていることについて、どのようにお考えですか。
<回答>

3、焼却施設設置者に対し、どのような環境汚染対策を講じているかのチェックを実施していますか? 把握している項目に○を付けて下さい。

<回答>
ア 焼却種類、イ 焼却量、ウ ばい煙測定結果、エダイオキシン類濃度(排煙、灰、飛灰、灰固化物)オ灰の管理状況、カ温度記録 キ周辺地域の環境汚染状況 クその他
 

4、周辺住民約4000人が当該地域周辺焼却施設47社とそれらを許可してきた県を被申請人として公害調停を申請しています。求めている事項は、焼却施設の停止、実態調査、情報公開、原状回復措置などです。これに対し、排出企業として、協力できることはありますか?

<回答>
ア 焼却停止に協力  イ 実態調査に協力  ウ情報開示に協力 エ 原状回復措置に協力

協力の具体的な内容

5、集計の結果、周辺焼却施設で処理される廃棄物のうち、所沢市内で発生したものはわずか、5%でした。その他は、全て他地域からの廃棄物でした。私たちの地域で、他地域で発生するゴミをこれほど大量に受け入れることを許容することはできません。これらの廃棄物の処理によって、私たちの地域の生活と農業と環境は大きな被害を受けています。

 このことについて、どのようにお考えですか?

6、今後、所沢周辺現地見学、周辺住民との意見交換会などに参加される意思はありますか?

 <回答>

7、今回の結果をインターネットで公開されることについてどのようにお考えですか

<回答>
 

 企業名(東京都水道局 水源管理事務所
      村山山口貯水池管理事務所 羽村取水所
       )

 所属部署( 羽村取水所長 )

 業種( 水道 


*事務局より
焼却物とは全く違うため(土砂のみ)、質問1のみ回答する、との連絡がありました。

御協力ありがとうございました