(株)湊川建設 回答
回答日1999.8.25
所沢周辺処理施設へ委託する産業廃棄物排出事業者に対する公開質問状への回答
1、当地域に持ち込まれる貴社の排出廃棄物種類、量、それらの焼却量(年間)を把握し、その量をお教え下さい。
<回答>
平成9年度の集計が出ておりましたが、この年はたまたまブロックと土間コンクリートの解体がございまして、石坂産業さんへ大型車で500台程度コンクリートガラを搬入しました。また、平成10年度を見ますと年間で20台もないと思います。11年については今8月ですが、所沢三芳方面で大型車で10台もないと考えます。
2、 当地域の大きな問題は、畑や宅地のすぐそばにたくさんの焼却炉が立地している、ということです。そのような環境の中で貴社の廃棄物が燃やされていることについて、どのようにお考えですか。
<回答>
当社の場合現場から出るコンクリートガラ、アスファルトガラが100%で工事現場に近いリサイクルプラントを選択しておりますので、焼却には関係ありませんが、過積載がほぼなくなってきているとはいえ、大型車が通るわけで、それが大変だと考えます、(騒音、道路破壊、排ガスなど)
3、焼却施設設置者に対し、どのような環境汚染対策を講じているかのチェックを実施していますか? 把握している項目に○を付けて下さい。
<回答>
○ア 焼却種類、○イ 焼却量、○ウ ばい煙測定結果、○エダイオキシン類濃度(排煙、灰、飛灰、灰固化物)オ灰の管理状況、カ温度記録 キ周辺地域の環境汚染状況 クその他
4、周辺住民約4000人が当該地域周辺焼却施設47社とそれらを許可してきた県を被申請人として公害調停を申請しています。求めている事項は、焼却施設の停止、実態調査、情報公開、原状回復措置などです。これに対し、排出企業として、協力できることはありますか?
<回答>
ア 焼却停止に協力 ○イ 実態調査に協力 ○ウ情報開示に協力 エ 原状回復措置に協力
協力の具体的な内容
5、集計の結果、周辺焼却施設で処理される廃棄物のうち、所沢市内で発生したものはわずか、5%でした。その他は、全て他地域からの廃棄物でした。私たちの地域で、他地域で発生するゴミをこれほど大量に受け入れることを許容することはできません。これらの廃棄物の処理によって、私たちの地域の生活と農業と環境は大きな被害を受けています。
このことについて、どのようにお考えですか?
<回答>
家屋の解体はあっても年に1度ぐらいで、2でも書きましたが、やはり所沢に近い現場であれば、そこのリサイクルプラントを選択するわけで、そのために周辺を大型車が通行することは、立場が変わればやはり被害を受けていることと考えるでしょう。
6、今後、所沢周辺現地見学、周辺住民との意見交換会などに参加される意思はありますか?
<回答>いいえ
7、今回の結果をインターネットで公開されることについてどのようにお考えですか
<回答>
官公庁の工事を主に請け負っている当社としても、焼却の問題はよくわかりませんが、再利用するといったことでは、皆さんで考えるテーマですので、公開することになんの支障もございません。
企業名((株)湊川建設 )
所属部署( 総務部 )
業種( 土木工事業 )
御協力ありがとうございました