所沢インター周辺にある「東明興業」が焼却炉(19.6t/day)をこの夏から自主的に休止していることが分かりました。
東明興業に対しては、大手ゼネコンが大量に廃棄物処理を委託しています。当会で99年7月に行った排出企業集計で、委託量トップ100を占める企業が「東明興業」に委託するところが多かったこと、操業実態の問題点などを当ホームページで公開してきました。
9月に行った排出企業公開質問状の回答で、委託元の大手ゼネコンから、「東明興業」の焼却停止に協力する、旨の回答をいただきました。
東明興業では、これらの動きを受けて、8月に、焼却の自主休止に踏み切った、ということです。地元の住民の方によれば、8月中旬以降、煙突から煙が上がることがなくなった、といいます。
排出企業と処理業者が、私たちの声を真摯に受け止め、「焼却自主停止」に踏み切ったことは大変うれしいニュースです。この動きが他の施設にも広がることを期待していきたいと思います。
夜間も続いていた大量の煙。これがなくなったことは周辺住民にとってなによりの朗報です。