排出企業所沢周辺施設見学会及び住民との意見交換会(99.11.17)報告

参加企業;鹿島建設(株)、(株)熊谷組、大成建設(株)大木建設(株)、
 安藤建設(株)、長谷工コーポレーション(株)、清水建設(株)、東急建設(株)

日程
10時〜12時;所沢インター及びくぬぎ山周辺見学
12時〜2時;昼食を取り、住民との意見交換

 施設の裏から、横から、すきまから、普段住民が見ている視点からご案内しました。住民の不安、悩み、を素直に話しました。
 排出企業の方々は、とても素直に、驚いた、ひどい、と反応して下さいました。
これを、解決の糸口とすることができれば、と強く感じた一日でした。

<感想より>
・・・行政が無力と感じた。出す側の責任もあるが、ここまで放置した責任は重い。大変ショック。

・・・つぶさに見たのは初めて。焼却炉、ゴミの山などが密集していて驚いた。保管積み替えが最終処分場化している現状に考えさせられた。

・・・ごみを出さない工夫をしなくては。

・・・中間処理業者が多く中がひどい状態で、地図を見て数の多さに驚いた。

・・・普段見られないところから見られて良かった。業者が私たちを案内するときにはそれなりに準備しているのかな、と考えさせられた。いつもいいことばかり、聞かされてきたが、地域住民の悩みも聞けて、今後考えなければ、と感じた。ダイオキシンだけではなく色々問題があることが分かった。会社の他の多くの人にも見てもらいたい。一度だけではもったいない。今後も続けて・・・。

・・・実際に今まで見ていたが、外から見たひどさに驚いた。煙にとても抵抗感がある。

・・・排出業者としてこのままでいいのか考えさせられた。
驚いた。道路からちょっとはずれるとひどいところが多く、すぐには改善されないだろうか。企業として出さない努力をする、市民としてゴミ問題を考えなければと思った。

・・・一市民として企業人として考えさせられた。所沢ではまず、保管積み替えが多かったが、中間処理に移り、安易に焼却許可が出されてきた。環境担当としては、現場とのせめぎ合い。より安い業者に現場としてはつい出したがる。現場の人に見せたい。

・・・丁寧な説明にためになった。企業としても少なくするよう努力している。まだ足りないのは分かっている。表からはいるときれいにしている業者が多いが、裏から見るとひどいのがよく分かった。今後考えていきたい。

<事務局から>
周辺住民の声。
公害調停の説明。焼却停止を。
現場、社員へ向けての見学会などは、要望があればいつでも準備する。
年が明けてから、排出企業を迎えてシンポジウムなどの取り組みをしてはどうか。