「ガス化溶融炉って何なんだ!」ブックレットのご案内
2002年12月以降、全国の焼却炉に厳しいダイオキシン規制がかかり、それをクリアできそうにない多くの自治体がいま頭を抱えています。そんな時”救世主”のように登場してきた新技術が「ガス化溶融炉」でした。
ダイオキシンを1000度以上の高温で分解し、できたスラグは土木資材に利用が可能、効率のいいゴミ発電ができ、建設コストも安い__。溶融炉メーカーによるこうした殺し文句に少なからぬ自治体が心を動かされ、導入事例も日増しに増えているのが現状です。
しかし不思議なことに実際のプラントはどこも動いていません。あるのはモデルプラント、つまり模型だけなのです。メーカーの」PRが果たして本物かどうかは実機を」受け入れた自治体がテストするしかありません。リスクは自治体に、情報はメーカーに、というわけです。
この分野の ”先進国”ドイツでは既にガス漏れ事故が相次ぎ、この新技術に反省の気配が漂いはじめているというのに、日本では相変わらず「技術が生み出した矛盾を技術で解消する」路線が幅をきかせているのです。
次世代型と呼ばれる「ガス化溶融」とはいったいどんな技術なのでしょうか。
その手がかりの一助として「止めよう!ダイオキシン汚染・関東ネットワーク」ではブックレット「ガス化溶融炉って何なんだ!」(定価:800円)を発刊いたしました。
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〒152-0002
目黒区目黒本町5-8-12 廃棄物問題市民活動センター
TEL 03-3712-9753, FAX 03-3712-3015
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