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 2006年4月1日 21:06
 ポップコーンロケット、宇宙へ
 Asyc Beeman

 原油価格の急騰に端を発する将来へのエネルギー供給に対する不安と、欧州的な循環型社会への回帰欲求の波は、今やロケット開発の分野にまで及んでいる。

 水素と酸素を用いて打ち上げられる大型ロケットは、エネルギー不安も環境負荷も無縁のように思われている。事実、このタイプのロケットなら今後数十年はこれらの問題で頭を悩ませることはない。

 問題なのは、全てのロケットが水素と酸素を用いている訳ではないということだ。中小型ロケットや、安価な大型ロケットでは、ケロシンやヒドラジン等、石油由来、もしくは石油生成物からの化学合成によって生産される燃料が大量に使用されている。また、この2つは非常に強い有毒性を持つ事でも有名だ。ロケット発射場の周辺では、これら毒性の強い推進剤による環境汚染も問題化しつつある。

 将来的には全てのロケットが液体水素をつかうべきだ、としながらも、オランダ系アメリカ人チャー・フイター氏は、それまでのつなぎとして、今よりずっと環境に与える付加が小さく、また国内で安定生産可能な推進剤の開発を続けている。

 氏によると、現在最も有望なのは、ポップコーンを推進剤に使う方式だそうだ。「これはすばらしい。環境負荷はほとんどない。打ち上げ後は鳩が全部食べてくれる。」「推進剤の性能としては液体水素には遠く及ばない。しかし、充分な制御下であれば、ポップコーンだけでもアポロのように月まで行って帰ってくる事も可能だろう。」

 チャー氏の提唱するポップコーン・エンジンは極めてユニークだ。燃料タンクには、テキサスのサイロのように、ぎっしりとトウモロコシが詰められている。これを窒素ガスで噴射口に押し出し、噴射口に設置されているマグネトロン(マイクロ波発生装置)で加熱し、一気に爆発させる。ロケットはこの爆発の反発力はもちろんとして、うず高く詰まれるポップコーン自身も踏み台として使用し、宇宙を目指す。

 このロケットには、トウモロコシ以外にもう1つタンクがある。塩のタンクだ。氏によると、ポップコーンだけでは質量が低いため、爆発時に推進剤として塩も混ぜる必要があるとのことだ。塩は爆発の威力で噴射口から外へ高速で飛び、その反発力もロケットのエネルギーとなる。「塩という解にたどり着くまでは時間がかかった。」氏はそう語る。

 「家内の好みの問題で、最初はシュガーを使用したが、うまくいかなかった。何故かロケットが逆噴射して、地中にめり込んでしまうのだ。これは原因も分からず、解決できなかった。我々はこの案を放棄するしかなかった。」


えーっと、HOTWIRED JAPANとは何の関係もありません。あしからず。w