本当の聖なる筋肉
この教祖には「絶 倫太郎」という本名があるが、
実際には「聖マッスル」という洗礼名の方が遥かに著名である。
しかし、この「聖マッスル」という名前はオリジナルではない。
ちゃんと元ネタが存在する。
それは今を遡ること20数年前、少年マガジンに連載されていた一つの漫画。
「聖マッスル(原作:宮崎 勤、作画:ふくしま雅美)」が、そのルーツである。
既に数多くのホームページで語られているので説明は省くが、
要は「記憶を失った全裸の男の壮大なスペクタクル・ロマン」である。
当時小学生だった六行道士マスターは第一回の扉、花畑に横たわる筋骨隆々の
全裸の男の寝姿にトラウマを覚えたそうであり、この印象が
裸で全てを語る当倶楽部の会長にマッチしたものと思ったにと考えられる。
(ちなみに股間にモザイクがかかっていたと本人は記憶していたが、
実際はモザイクでは無くつんつるりんだった。)
(証言:90年・静岡富士マスター出張プライベにて聴取。)
ちなみに、90年当時は「聖マッスル」(全4巻)は廃版となっており、
当時の相場で4冊2万円の値がついていた。(古本屋の親父談)
(現在は復刻版として1巻にまとめられて再版されている。)
筆者は幸いにも当時の「少年マガジン」からひっぺがされた合本の
「聖マッスル」を入手。欄外の記述によると、7月14日発売の32号から
12月8日発売の新年1号まで連載されていた模様である。