マスターにどこまで期待して良いモノか?
なにげに考えたこと#5
自分はPBMを遊んでかれこれ14年になるが、その間マスターを一度もやったことがない。
んなもんだから、マスターの心理というのは、ようわからない。
で、あくまでも顧客の立場で考えてみる訳なんだけれど。
彼らにプロとしての自覚はあるのかな、と思うことがある。
そう思うときは、ほとんどマスタリングの遅延だ。
要は〆切に間に合わなくてリアクションが期日になっても届かない、というヤツだ。
これは、プレイヤーからしてみれば、大困りな状況になる。
リアがこなけりゃ、プライベに行っても情報交換も何もできない。
で、待たされて出来の良いリアならまだしも、付け合わせレベルのモノだと「ド怒り炎の助」状態。
(ちなみに、今までで一番惨かったのは、リアを完成させられなくて骨組みだけのプロットを送られた時。
リアが届かないと言うのは問題外。)
ちなみに、今遊んでる会社(エルス)は遅刻がほとんど無い。これは称賛に値する。
無論、彼らにしても言い分はあるだろう。
マスターの大半はアルバイトだ。
当然薄給だからこれで、飯を食っていく事なぞまず無理だ。
で、本業なり学業なりの合間を練ってリアを書くわけだけども、
その量だって半端じゃない。
しかも、普通の小説と違って登場人物は2,30人。
それらほぼ全員にスポットをあてにゃならん。
で、プレイヤーからは下手な文章書いたり扱い悪いと文句受けるし。
プレイヤーのプレイングにしても、
おもわず「お前、ちったぁ考えてやらんかい!」といいたくなるものもあるだろうし。
(「マスターにおまかせします」というアクションは相変わらずあるそうだし。)
でもさ。
やっぱり金をもらってリアを作る以上はプロだと思うんだよね。
プロならプロとしての責任と自覚をもってほしい。
1年プレイヤーをやったからって即マスターになろうなんて考えるのは、
やっぱり甘いと思うんだな。
あと、聞いた話ではその手の業界とコネをつけるために
マスターになるという話があるそうだが。
スカウトに声かけられるために渋谷を闊歩するアホギャルと
対してかわらんとおもうんだけどな。
努力のベクトルが違うと思うんだが。
物語を「作る」事に楽しみを感じたらマスターになるべきだし、
物語を「演じる」事に楽しみを感じるのならプレイヤーのままで良いと思う。
ただ。
自分に物語を作る能力が無いと思ったらさっさと手を引く方が無難だとは思うけど。
ワタシの場合は物語を「演じる」事に楽しみを見いだしているので、
プレイヤーしかやっとらんのだが。
(あと、マスターという仕事があまりに割に合わなさすぎると言うのもあるが。)
演じつつ、物語を作るという手段−サイドストーリーという方法−もあるのだが、今のPBMでは無理でしょう。
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