悪人って難しい。
なにげに考えたこと#4
PBMは当然ながら大人数で遊ぶゲームであります。
で、自分で作ったキャラクターをいわば「演じる」形になります。
意外に演じるのが難しいのが悪人です。
ただただ悪いことをする事=悪人ではありません。
それだと、只の低俗なチンピラか殺人鬼でおしまいです。
「嫌がられる」悪人と
「憎まれる」悪人は天地の差があると思っております。
「嫌がられる」と「憎まれる」では、後者の方がプレイングのボルテージが上がります。
悪にも様々なタイプがありますが、
・権力を悪用する悪代官。
・財力でヒトの人生踏みにじるヤツ。
・過去の弱みをネタにひつこくゆするヤツ。
・見かけは真面目で善人だけど、裏で悪事を働く奴。
こういうのが、嫌がられるタイプ
逆に、憎まれるけど、評価を得るのが
・正々堂々と悪い奴。
・ポリシーを持った悪い奴。
・最後まで改心しないでスジを突き通す。
・悪役のお約束をキチンと守る人。
あと、こんなのは問題外。
・何も考えないでただただ潰す・壊す・やっつける奴。
・「こんな事は不本意だが・・・」とかいって自分の行動を正当化する奴
・コロコロ立場を裏切る奴(ただし、ねずみ男のレベルまで徹底できれば神。)
T&TというTRPGのパラメーターで「魅力」の値は絶対値が高いほど
格が上だという扱いをされていたけど、悪役も格が上がるほど
プレイするのが大変。
プロレスでもそうやけど、
ヒールができるレスラーは技の幅が広いです。
センスがありますし、マイクパフォーマンスも優れてます(自己アピールが上手い)。
だから、スマートに悪人をPBMでやれる人はえてして
賢い(ちゅうかひねくれてる)人が上手いんですよねー。
ワタシなんざ性格が単純なもんだから、
結構本気で怒っちゃう(相手に躍らされる)もんで、悪役はできませんな。