サン・マルコ寺院
もともとは総督専用の教会だったサンマルコ寺院は、
ヴェネツィアでも一番古い教会の一つであり、重要な寺院でもある。
829年にアレキサンドリアから運ばれた守護聖人サン・マルコの遺体を安置するために832年に建立された。
1度焼失したが、幾度もの改修を経て現在の姿になったのは17世紀のこと。

建築様式はビザンチン様式で、素晴らしいのは何と言っても天井と床のモザイク。
平面積にして4000平方mあるこの天井のモザイクは全てガラスで出来ている。
この教会装飾のモザイクのガラスを作ることによって、
ヴェネツィアにおけるガラス製造が発展したとも言われている。
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