クローズドβについて |
クローズドβテスト 期間:2004年11月10日〜12月13日(当初予定は15日まで) 参加者:12100人 内訳: 事前アンケートのお礼として抽選で招待:100人 GAMECITYで応募:9000人 1・コーエーFC会員優先枠:3000人 2・信長の野望オンライン参加者優先枠:3000人 3・その他一般枠:3000人 (ISPプラグインによりハードウェアのスペックチェックあり) GAMECITY応募者は1⇒2⇒3の順で適合者を優先して抽選。 なので、コーエーFC会員かつ信onユーザーが一番当たりやすかった。 4Gamers.net(ゲームサイト:通称四亀)での抽選枠:1000人 So-net枠: So-netBB新規加入者先着500人 So-net会員からの抽選500人 Dion枠 Dion会員からの抽選1000人 ※競争率は熾烈を極め、当選アカウントがヤフオクで高額で転売される始末。 |
制限 選択できる国家は3つ(ポルトガル・イスパニア・イングランド) マップは東地中海・西地中海・北海・北アフリカまで。 ただし、アメリカ大陸東部、東南アジア西部までマップは出来あがっていた。 (港もあるが寄港権がないので、街の中へは入れず) イベントは各国序盤レベル(東地中海の寄航権が入手できるレベル)まで。 |
イベント 大海戦 港の覇権を賭けて、二国間で争うPvPイベント。 特定の港を対象に攻撃側と防御側に分かれて海戦。 敵の船を倒すとポイントが加算され、総合得点の多い方が勝者となり、 対象港の直轄権を得る。 1時間の海戦を1時間の休憩を挟んで3セット行う。 都合3回行われた。 第一回:「カサブランカ争奪戦」 ポルトガル対イスパニア 攻略対象:カサブランカ 11/20(土) 記念すべき初イベント。 出航直後の艦隊を狙い撃ちにする艦船が多数。 これによりエリア替え直後は15秒間攻撃不可となる修正が加えられた。 海域内が激重の超重力状態となったが、これは結局解決する事はなかった。 大海戦終了時間も戦闘中の場合、戦闘終了後に悪名付きになるなど 未調整の部分も多数。 第二回:「無敵艦隊北上!」 イスパニア対イングランド 攻略対象:ドーバー 11/26(金) イスパニアがかなり優勢だったにも関わらず引き分けと終わったため シナリオの都合上、結果が決まっていたのではないかと噂された。 また、撃沈され行動不可になった船舶でも回復アイテムを使えば 即復帰できたため、戦闘が長期化。 この対策として、以後沈没・漂流となった際は回復アイテムを使えないことにした。 第三回:「アントワープ争奪戦」 イングランド対イスパニア 攻略対象:アントワープ 12/3(金) 最終海戦。 海戦三度目であること・β終了間際・前回の結果からイスパニア勢参加者激減。 ほぼイングランドによるリンチ海戦と化した。 (なお、アントワープは領地だが、 大海戦の結果によっては所属国が変更されるようになっていた。) →公式サイトのスクリーンショット 喜望峰を目指せ! 12/12(日) Cβ最終イベント。 リスボンから出航し、アフリカ最南端の港ケープを目指すというもの。 (Cβではケープは未実装であり、このとき限りの解禁だった。) ・ルール リスボンの教会で参加証アイテム(男性はアフリカンフェザー、女性はブーゲンビリア) を受け取り、制限時間以内にケープに入港する。 ・妨害 NPC海賊が、大量に出没。 また、スタッフも強力な艦隊を率いて妨害。 一部プレイヤーによるPK妨害もあったらしい。 ・トラブル イベント開催中に、サーバーダウン。 1時間中断となり、制限時間が1時間延長された。 ケープについた者には、GM直々のお出迎えと記念アイテムの配布が行われた。 (男性はズールーウォリアー、女性はポゴランフィニ) また、先着10名に限り、特別アイテムとしてアフロヘアーと王冠が贈られた。 ・帰還 一旦ケープへ入港すると、帰りはリスボンへ自動的に戻る事が出来た。 戻って続きを遊ぶ人もいれば、そのままケープで最後を終えた人もいた。 なお、本来はCβは15日(水)の13時で終了だったが、 「喜望峰を目指せ!」が終了前夜祭としてハマリすぎたため、急遽13日(月)13時で 終了となった。が、タイミング的にちょうどふさわしい終わり方だった。 →公式サイトのスクリーンショット |
雑感 ・βテストと銘打っていたが完成度はかなりのもの。 修正されたバグは数えられる程度。 ・MMOにつきもののサーバーダウンは、何とたったの2回。 第一回目のサーバーダウンの時に「これよりメンテナ数」という迷言を残した。 ・GMの対応がものすごくまめ。フォーム報告すると5分でGMがやってきた。 ・βのせいか変な名前のキャラ多数。 例:どうも僕です・ズラかよおいっ・ペヤング・上上下下左右左右BA ・出没すると思われた某少年誌海賊モドキ漫画の登場人物名キャラ。 全キャラ出没し、高レベル・投資ランキング常連など、その廃人プレイぶりは噂となった。 |
β版と正規板の違い ・β版は酒場で酒を飲む事でクエストリストを更新できた。 ・アイテムの耐久度は使用回数が決まっている物のみの設定だった。 ・ストックホルムにギルド依頼仲裁人はいなかった。 ・クエストの艦隊共有がなかったため、冒険者はソロで行動する事が多かった。 ・探索で隠しアイテムが見つかる事がなかった。 ・銀行の利子に限度額がなかった。(利子は預金総額の金利0.05%) このため、港入り口で延々と停泊し続ける利子金稼ぎという裏技が横行した。 ・リスボン−オポルトの近距離2点間交易で簡単に大金を稼ぐことができた。 このため、わざわざインドまでコショウを取りに行く奴なんかいないとまで言われてた。 ・町役人は小さな港にはいなかった。(建物付きの人がβ当時からいる町役人) ・銀行が限られた港にしかなかった。(建物付きの人がβ当時からいる銀行) そのため、危険海域で投資狙いで大金を運んでいる商船がよく狙われた。 (対策として全港に銀行が、また投資用に町役人が全港に配置された) ・PC海賊に戦闘を挑まれて、返り討ちにした場合も悪名がついていた。 ・上陸地点・郊外から進められる遺跡がクエストを受けていないと入れなかった。 そのため、遺跡内の発掘地図を持っていてもクエストを受けていないと掘れなかった。 ・ハンザ同盟印章・盟約の美酒・仕込み爆弾といった便利アイテムは全て店で買えた。 |
ネットでの議論 二点間交易で簡単に利益をはじき出せる商人と 戦闘力が高く略奪でアイテムを取り捲ってた軍人で延々罵り合い。 冒険者は蚊帳の外。 (冒険クエストは基本的にソロで出来たので、艦隊を組むメリットがあまりなかった) |
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